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お弁当の“海苔メッセージ”に「普通にうざい。もうやんないで」 一時の感情で言ってしまい後悔も…母親の愛に朗読の内田真礼も涙ぐむ

  • 2024.12.21
【写真・画像】お弁当の“海苔メッセージ”に「普通にうざい。もうやんないで」 一時の感情で言ってしまい後悔も…母親の愛に朗読の内田真礼も涙ぐむ 1枚目
ABEMA TIMES

テレビ朝日「バラバラマンスリー」の水曜枠『3分間で泣ける話』が18日深夜に放送され、娘のためにお弁当を作り続けた、母親の愛のエピソードが感動を呼んだ。

【映像】感情が溢れてしまった内田真礼の朗読

実話に基づく3分間の感動エピソードを豪華声優陣が朗読する同番組。MCは藤井隆、語り手は浪川大輔、内田真礼が務め、“涙もろいゲスト”として注目の若手女優・富田望生が登場した。

■『母のお弁当』(語り手:浪川大輔、内田真礼)

私は中学・高校と6年間、弓道部に所属し、インターハイ出場を目指していました。

つらい練習の日々の中での唯一の楽しみは、母が作ってくれるお弁当でした。弁当箱の蓋を開けると、切った海苔を使って作った言葉が毎回欠かさずに入っていました。定期テストの前には「赤点は✕」と書かれていて、蓋をそっと閉じたことも。

私は練習後に疲れて帰宅すると、すぐに寝てしまうことがほとんど。海苔のメッセージが当時、私と母の数少ないコミュニケーションでした。

ある試合の日のお弁当。海苔で作られた言葉は「ファイト」。ところが、試合は惨敗。イライラしていた私はその夜、母に「あの海苔さ、普通にうざい。もうやんないで」と、強く言い放ってしまったのです。

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次の日、弁当箱の蓋を開けると、海苔の言葉はありませんでした。次の日も、その次の日も。

素直になれない私は、母にごめんの一言を言えないまま練習に励んでいました。

最後の夏の県大会、インターハイ出場がかかる決勝直前。その昼食でした。お弁当箱の蓋を開けると、海苔で「がんばれ」の文字。私は涙をこらえながらお弁当を平らげました。

結果は見事優勝。インターハイ出場を決めることができました。

あの時のこと、時間が経った今なら素直に言葉にできるから言うね。「お母さん、6年間ありがとう」。

■朗読した内田真礼も思わず感動

こうした母親の無償の愛に、富田は「私も母のお弁当大好きで。当たり前にやってくれたと思っていたことは、小さな愛情の積み重ねだったんだな、と思いました」とコメント。

また、終盤で鼻をすすり、声を震わせながら朗読した内田は、「本当に素敵なお話だったので。読んでいて心がすごく入って、一緒に感動してしまいました」と明かした。

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