駒沢公園エリアのカフェ「PLAT」でこだわりのクロワッサンやドーナツを堪能

2024年10月、駒沢公園のすぐそばに、クロワッサンをメインとするパン類や焼き菓子が揃うカフェ「PLAT（ぷらっと）」がリニューアルオープン。建築家が熱い思いを持ってオープンしたこのお店は、メニューはもちろん店内にもこだわりたっぷり。思わず立ち寄りたくなる「PLAT」の魅力をご紹介します♪

街のリビングルームを目指す「PLAT」がリニューアルオープン

駒沢大学駅から歩くこと約18分。「PLAT」が見えてきます。

建築家の上林剛典さんが2019年4月に三軒茶屋にオープンした「PLAT」。
もともとはテイクアウトがメインのクロワッサン専門店でしたが、コンセプトである“誰しもが立ち寄れるリビングルームのような場所”をより具体的に実現するために、人と街のつながりが深い駒沢公園エリアに、イートインスペースを設けてリニューアルオープンしました。

建築家として仕事をしているなかで、街を作る重要な役割を担っているのに、その街に実際に住んでいる人とのつながりがほとんどないことに疑問を持ったのが飲食業の始まりだそう。
街だけでなく人ともつながる方法として、身近なパンに着目したのが「PLAT」オープンのきっかけなのだとか。

移転リニューアルオープンした「PLAT」では、三軒茶屋で親しまれていたクロワッサンやそのほかのパンはもちろん、サンドイッチや焼き菓子、スープなどが幅広く用意されています。

モチサク食感のクロワッサン＆プラントベースのドーナツ

今回ご紹介するのは看板メニューであるクロワッサンと、新たに登場したドーナツ。

こだわりのクロワッサンは、すべて国産の材料を使用。
石臼挽き小麦粉をブレンドした生地には甘みとして少量のハチミツやきび砂糖を入れており、口なじみのいいクロワッサンに仕上げているそう。

今回チョイスしたのは定番の「クラシック」と「カスタードクリーム」。

サクモチ食感のクロワッサンは、口に入れた瞬間やさしい甘さとバターの風味が広がります。どこか懐かしさも残る素朴な味わいに仕上がっているので、毎日でも食べられそう。

自家製のカスタードクリームをたっぷり詰めた「カスタードクリーム」は、ひと口頬張るとあふれ出そうなほどのクリーム＆甘〜いバニラビーンズの香りで幸せな気分に。
デザート感覚でも味わえるメニューですよ。

ドーナツは100％植物性由来のプラントベースなのが特徴で、卵や牛乳の代わりに豆腐を使っているそう。どんな人でも安心して味わえて、環境にもやさしいのがうれしいですね。

今回は「シュガー」と「シナモン」をいただきました。
プラントベースとは思えないほど食べごたえ抜群。ふわもち食感がたまらず、食べ進める手が止まりません。
どちらのフレーバーもほのかに感じる風味が素材の味を引き立てていて、最高の一品に仕上がっています。

モーニングやランチでも利用したい！朝7時オープンの「PLAT」

なお「PLAT」は朝7時からオープンしているので、朝活で利用する人も多くいるのだとか。
今回ご紹介したクロワッサンやドーナツだけでなく、11時からはサンドイッチメニューやスープなども用意されているので、ランチとして訪れるのもおすすめです。

居心地のよさも兼備するこだわりたっぷりのスタイリッシュな店内

店内は洗練されていながら、どこか温かみのある居心地のいい空間。

ゆったりと過ごしてもらえるようにソファ席が用意されていたり、コンパクトながらもなるべく客席の面積を広くするなど工夫がほどこされています。

誰でも気軽に入りやすいように、中間領域としてテラス席を設けたのもこだわりなのだとか。

テラス席はワンちゃんと一緒に利用もできます。店内は小型犬のみ、膝上で抱っこしての入店が可能です。お近くの方はぜひ愛犬と訪れてみて。

今後はより一層安定・安心な地域の人に愛されるお店にしていくのが目標なのだそう。

モーニングやランチ、テイクアウトや手みやげなど、さまざまなシーンで生活に寄り添ってくれる「PLAT」に、ぜひ一度足を運んでみては？

■PLAT（ぷらっと）
住所：東京都目黒区八雲5-19-7
TEL：なし
営業時間：7〜18時（17時30分LO）
定休日：火・水曜

Photo：神村紗彩（vivace）、PLAT
Text：神村紗彩（vivace）

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