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【MLB】“親友”大谷翔平との対戦でTJ手術に……左腕サンドバル、新天地レッドソックスで復活なるか エ軍時代はロッカーが隣同士

  • 2024.12.21
レッドソックス入団が決まったパトリック・サンドバル(C)Getty Images
SPREAD : レッドソックス入団が決まったパトリック・サンドバル(C)Getty Images

MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていたパトリック・サンドバル投手が2年総額1825万ドルでレッドソックスへ移籍すると報じた。今シーズン途中にトミー・ジョン手術を受けて離脱。来季も前半戦は不在となる予定で、2026年を見据えての補強と言えそうだ。

■今季はTJ手術を受けて離脱

エンゼルス時代、サンドバルはクラブハウスのロッカーが大谷翔平投手の隣で、2人がふざけ合う姿がたびたび目撃されていた。
また、2023年に大谷が2度目のア・リーグMVPを獲得した際には、SNSを通じて「ショウ、おめでとう! すべてを特等席で見られて光栄だ」と祝福。そして昨オフ、大谷のドジャース移籍が決まった時にも「おめでとう! ショウ、すごく楽しかったよ」とメッセージを贈るなど親交を深めていた。
サンドバルは19年にエンゼルスでメジャーデビュー。22年には自己最多の148回2/3を投げて防御率2.91をマークするなど、大谷とともに投手陣を支えてきた。
しかし、今季は6月のドジャース戦で大谷との対戦時に左肘を負傷し、その後トミー・ジョン手術を受けて離脱。そのため、2勝8敗、防御率5.08という成績で終わっていた。そして、オフにはノンテンダー(来季契約を提示せず)でFAとなっていた。

■26年シーズンを見据えての獲得

MLB公式サイトは「サンドバルは登板できれば、先発ローテーションの2番手になれる優れた左腕。チェンジアップ、スライダーで三振を奪うことができる。まだ28歳と若く、マウンドに復帰すれば、ボストン投手陣の有能なメンバーとなり、さらに活躍できる可能性がある」と期待を寄せた。
手術の影響で来季も前半戦は欠場する予定で、球団としては来季後半戦から26年シーズンを見据えての契約となっている。年俸についてもリハビリがメインの来シーズンは550万ドル、本格復帰が見込まれる26年シーズンは1275万ドルと傾斜を付けている模様だ。
レッドソックスは投手補強を続ける意向で、FA市場のナンバーワン投手、コービン・バーンズを狙っているほか、マリナーズの右腕ルイス・カスティーヨとパドレスの右腕ディラン・シースの獲得も検討していると報じられている。

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