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【MLB】ドジャース戦で神キャッチ連発、今季走塁と守備で“もっとも価値が高かった”意外な選手「PCA」 公式データ部門が分析

  • 2024.12.21
カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)Getty Images
SPREAD : カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)Getty Images

MLB公式の分析システム『スタットキャスト』が導入されて、今季で10年目。選手のパフォーマンスがより鮮明に掘り下げられる時代となった。
16日(日本時間17日)には、ベースランニングに関する新しい指標が公開され、盗塁や進塁の貢献度が明らかに。公式のデータ部門に所属するデビッド・アドラー氏は、今季走塁と守備においてもっとも価値が高かった選手に、カブスピート・クロウ=アームストロング外野手を選出した。

■打撃向上で一気にスーパースター入りも

アドラー氏は20日(同21日)、MLB公式サイトに「PCAの卓越した走塁と守備力を分析」と題した記事を公開。クロウ=アームストロング(愛称PCA)の優れたポテンシャルに注目した。
現在22歳のPCAは、2020年のドラフト1巡目全体19位でメッツに入団。23年にカブスでメジャー初昇格を果たすと、今季は抜群の走力を武器に中堅手のレギュラーに定着。123試合に出場し、打率.237、10本塁打、47打点、27盗塁。前半戦は打撃不振に苦しんだものの、オールスター以降は7本塁打を放ち、OPS.735と徐々に頭角を現した。
とりわけ際立つのが守備力で、今季は117試合に中堅手として出場。OAA(Outs Above Average)+14は中堅手部門でナ・リーグ4位タイ。平均よりどれだけアウトを奪ったかを示す指標で優れた結果に。送球を含めた総合指標「Fielding Run Value」でも+16をマークし、全選手3位にランクインした。さらに、先日公開された走塁に関する指標「Baserunning Runs」でも全選手7位タイの+6を記録し、進塁と盗塁面でも秀でたポテンシャルが浮き彫りとなった。
記事によると、守備と走塁の指標で両部門合計「+22」は全選手トップタイ。どちらもトップ10入りした選手は、PCAがMLB唯一とのこと。アドラー氏は「2025年に打撃が少しでも成長すれば、カブスにはスター選手が誕生する」と大きな期待を寄せている。
9月10日(同11日)に行われたドジャース戦では、大谷翔平投手らが放った右中間の大飛球を次々とスーパーキャッチ。日本でも話題を呼んだ「PCA」、来季以降の飛躍にも期待が膨らむスター候補だ。

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