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「なんで先にあんたが!」初孫は義妹の子と決めている義母。暴言に耐え出産、衝撃の事実を伝えた結果!

  • 2024.12.24

私は、義妹を妊娠させようと必死な義母に振り回されて困っています。最近は、あやしい祈とうまで申し込んでしまうほど。嫌がる義妹に付き合って、私まで祈とうに連れて行かれることになってしまいました。私も行くと知れば、きっと義妹も行ってくれるからと、義母に頼み込まれ、貴重な休みを返上して、私が運転まですることに。そんな義母に、私は言えていないことがあって……。

初孫は、嫁の私の子ではなく、義妹の子が良いと義母は毎日のように言っているのですが、実は、私はすでに夫との子を妊娠しているのです。

怒られるとわかっていたので言いにくかったのですが、私は妊娠していることを義母に伝えました。すると、義母は予想通りに激怒し、「今すぐ妊娠を取り消せ」と。子どもは諦めろ、産むことは許さないなどと、ひどい言葉を吐き捨てます。

義妹への関心が薄れ、私が攻撃の的に…

義妹が知ったら悲しむと義母は心配していましたが、すでに義妹には報告済みで、彼女は私の妊娠を心から祝福してくれました。

私は、義母に何と言われようと必ず出産すると心に誓っていました。それからというもの、義母は毎日のように呪うかのように、ひどい言葉を送ってきます。いつからか、義妹に妊娠してもらうことよりも、私に子どもを諦めさせることのほうに、義母の関心が集中してしまい、夫との離婚まで要求されるようになってしまいました。

そんな義母からの執拗ないびりに、げっそりしながらも、私は何とか堪えて……。

愛情という名の「支配」

半年後、私は無事に出産。

祝福されていなかったので、義母へは特に報告していませんでしたが、数日後に聞きつけた義母が、さっそく連絡をしてきました。あれだけ言ったのに、なぜそんなことができるのかと詰め寄られた私。
「娘は子どもが出来づらいのよ?」
「なんで嫁のあんたが先に出産するのよ?!」

そこで私は、義母だけが知らない事実を告げることにしました。
「娘さんも出産しましたよ」
「知らないんですか?」

私の出産した翌日に、なんと義妹も出産していたのです。義母に知られたくないと、妊娠を内緒にしていた義妹。もう伝えてもいいと言われたので、私から義母にお知らせしました。

詳しい話を聞くため、義母は義妹へすぐ連絡。根掘り葉掘り聞き出そうとする義母に、義妹はとうとうキレました。長年の義母からの支配にウンザリしていたようで、妊娠をきっかけにもう付き合わないと決めていたのです。

髪型、服装、学校、友だち、就職先……。義妹の人生は、すべてを義母に決められてきました。大人になってもその支配は続き、結婚して自由になれたと思ったら、夜の生活にまで口を出されていたそう。

ただ義妹に幸せになってほしかったと義母は言いますが、義妹にとって義母は不幸の元凶のようなもの。義妹は、これ以上関わりたくないと、すでに引っ越しを済ませていました。

義妹ほどではないものの義母の支配は、もちろん夫にも。義妹が義母と縁を切るタイミングと同時に、夫も義母との縁を切れるよう準備をしていました。転職をして、わが家も引っ越し済み。義母が押しかけてきても居合わせないよう、先手を打っていたのです。

子どもは、親のおもちゃではない

義母は義妹から縁を切られ、孫にも会えないということに、大きなショックを受けている様子。義母は、私が義妹をそそのかしたと勝手に思い込み、私に怒りをぶつけてきます。しかし本当のところは、義妹は結婚して以降ずっと、義母から離れる方法を考えていたのです。その話をずっと聞いていた私は、自分の妊娠を報告することで、義妹に執着する義母の気をそらすことに協力したというわけでした。

義妹の居場所を教えないと、私の子どもを傷つけるとまで言ってきた義母。そのとき義母はまだ、私たちの居場所すらわからなくなっていることに気づいていませんでした。実は夫からも縁を切られ、連絡を無視されているというのに……。

義母は、義妹が初めての育児で困っているはず、自分が助けなければならないと言います。しかし、義母の予想とは裏腹に、義妹は大変ながらも毎日をエンジョイ中!

その後も義母から私への、連絡は止まりません。最終的には、「今まで悪かった、娘に捨てられた独り身の自分には、もう私たち夫婦しかいない」と言い出す始末。あれだけの熱量で私をいびり、子どもを傷つけるとまで言っていた義母です。急に態度を変えられて、謝罪されても、許す気にはなれません。

私も子どものお世話で忙しく、義母に付き合うほど暇ではないので、夫に許可を取り連絡先をブロック。同い年の子どもがいる義妹とは今でも仲良く、協力しながら子育てに励んでいます。

◇ ◇ ◇

世の中には、それが子どものためだと信じ、自分の思い通りの人生を子どもに歩ませようとする親も少なくないのかもしれません。子どもを思う気持ちから、つい行きすぎてしまうことも。子どもを思うあまり、愛情が支配にすり替わってしまっていないか、ときどき胸に手を当てて確認することも必要かもしれませんね。

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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