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【志麻さんレシピ】バスク地方の家庭料理「鶏肉のバスク風煮込み」作ろう!目の覚めるパキッと色も美味

  • 2024.12.29

伝説の家政婦として有名になった志麻さんですが、フレンチシェフとして働いていた経験もあり、いろいろなメディアで家庭でできる洗練の料理を紹介しています。その志麻さんが、ついにYouTubeを始めたというので見てみたら、すでにいいねが13000もついていました。さすがです!そんな中で仕上がりがカラフルで鮮やかな「鶏肉のバスク風煮込み」にとても惹かれました。さっそく作ってみようと思います!

志麻さんの「プレ バスケーズ(鶏肉のバスク風煮込み)」の材料と作り方

【材料】※4人分
鶏もも肉…4枚
玉ねぎ…1個

パプリカ…赤2個、黄2個
にんにく…2かけ
トマト...4個(大きめで赤いものがおすすめ!トマト缶でも可)
オリーブオイル…大さじ1
塩…適量
黒こしょう…適量
タイム(生)…適量(あれば3本くらい)
ローリエ(乾燥)…適量(あれば2枚くらい)

にんにくは半分に切って、さらにスライスしておきます。
玉ねぎとパプリカは5~10mm程度の厚さに切っておきます。
トマトはざく切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:30分+煮込み時間:1時間
1. キッチンペーパーで鶏もも肉の水気を取ります。

2. バットに塩、黒こしょうを振り、その上に鶏もも肉を皮を下にして並べます。上からもしっかり塩と黒こしょうを振ります。

3. 深めのフライパンにオリーブオイルを入れ、鶏もも肉を皮を下にして並べて強火にかけます。じゅうじゅうと音がしてきたら中火にします。

4. 皮目が薄いきつね色になったら裏返し、裏にも少し焼き目がついたら取り出しておきます。

5. フライパンに残った脂を拭き取り、玉ねぎとにんにくを入れて弱火にかけます。塩をひとつまみ入れ、フライパンに残った旨味をこそぎながら炒めます。

6. パプリカを加えます。

7. パプリカに火が通ったらトマトを入れ、塩を2つまみ加えて中火にします。

8. パプリカの上に肉と肉汁を戻します。

9. タイムとローリエを加えてフタをし、弱火で1時間煮込みます。

10. 肉を取り出して器に盛り、ソースを煮詰めます。

11. ソースをたっぷりかけて、出来上がりです。

4人前なので鶏もも肉が一人一枚ですので量もインパクトがありますが、それよりもパプリカの色鮮やかさがまず目を引きます。鶏もも肉を口に運ぶと、トマトの味に包まれながら肉の食感と肉汁があふれ出します。パプリカをそのまま少し口に入れると、甘みととろみが広がりあれだけの量のパプリカを使った理由がすぐにわかります。煮込んではいますが最初にしっかり皮目を焼き付けているため肉は香ばしく、皮自体もおいしく感じられます。煮込む必要があるので時間はかかりますが、それだけに何ともおいしい料理です。

プレ バスケーズ(鶏肉のバスク風煮込み)は、鶏肉をぶつ切りにしてオリーブオイルで焼いてから玉ねぎやトマトなどと一緒に煮込むバスク地方の定番の家庭料理です。少し前に日本でもバスクチーズケーキが流行りましたが、バスク地方というのはフランスとスペインの2か国にまたがる地域の名称であって、国名ではありません。ピレネー山脈によって地理的に南北に分かれてはいますが、今でもバスク民族としての誇りを大事にしているそうですよ。ちなみに歴史の教科書にも載っているかの有名な宣教師、フランシスコ・ザビエルもバスク人です。

志麻さんは4人家族なので、テレビなどで料理を作るときも4人分で作ることが多いように思います。志麻さんではありませんが別のシェフも「煮込み料理は多めに作った方がおいしい」と言ってましたし、ヨーロッパの家庭料理って大皿でドンっと出てくるイメージがありますのでこの料理はまさにそのイメージ通りです。大きめのフライパンを使って豪快に家族の人数分の料理を作るおかあさんの姿、それもまたおいしさのひとつなのかもしれません。

ボリュームたっぷりのおいしい煮込み料理ですので、ぜひ作ってみてください!

参考WEB:
国土交通省 九州地方整備局

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