1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 難読漢字3連発!「賽子」「箒」「芥箱」。全て読めたらあなたも漢字マスター!

難読漢字3連発!「賽子」「箒」「芥箱」。全て読めたらあなたも漢字マスター!

  • 2024.12.21

今日の難読漢字は、

「賽子」

「箒」

「芥箱」

の3問です。

どれも身近にある道具ですよ!

まず最初の難読漢字は、「賽子」!

最近では凝った名前も多くなりましたが、女性のスタンダードな名前と言えば「〇子」か「〇美」だった時代もありましたよね。

でも、残念ながら「賽子」は、女性の名前ではないんです。

だけど読み方を聞けば、とっても身近なものの名前だときっと驚くはずです。

「賽子」の読み方のヒントは・・・?

誰でも知っている、小さな立方体

1~6までの数字が書かれています。

すごろくなどをして遊ぶのに使います

読み方は、ひらがなで〇○○〇の4文字です。

もう、分かりましたよね?

「賽子」の読み方の答えは・・・

イメージ

 

 

 

 

正解は、「さいころ」でした!

賽子の「賽(さい)」には、「賽銭(さいせん)」や「賽日(さいにち)」など「神にむくいること」という意味の他に「さいころのこと」という意味があるんです。

「賽(さい)」1文字でも「さいころ」の意味があるんですが、コロコロ転がして使うことから愛称のように「ころ」が付いたんだとか!

紀元前のエジプトですでに用いられていた賽子(さいころ)ですが、日本に伝わったのは奈良時代。

中国から伝わりましたが、「賽子」の文字で現わすのは日本だけ。

中国語では「色子」「骰子」と書くそうです。

ちなみに、賽子(さいころ)の1の目が赤いのは、日本が発祥なんですよ。

お次の難読漢字は、「箒」!

「箒」・・・何だか読めそうで読めない漢字ではないでしょうか?

「ふで」のような?

でも、「筆」と書いて「ふで」ですよね・・・

では「さお」?

それも残念!「竿」と書いて「さお」です。

筆(ふで)や竿(さお)ではありませんが、細長い形状なのは同じですよ。

「箒」の読み方のヒントは・・・?

掃除に使う道具の1つです。

最近は、「箒」の代わりに掃除機を使っている人も多いかも!?

ひらがなで〇〇〇の3文字

掃除に使う道具以外にも、「箒星」「箒草」などとも使われます。

さあ、皆さん分かりましたか?

「箒」の読み方の答えは・・・?

イメージ

 

 

 

 

「箒」の読み方の正解は、「ほうき」でした!

「箒」一文字で「ほうき」と読みますが、「箒く」と書いて「はく」、「箒う」と書いて「はらう」という意味もあります。

「筆(ふで)」や「竿(さお)」、「箒(ほうき)」など、おそらく竹を用いていた昔の道具には「たけかんむり」がつくようですね。

特に「箒(ほうき)」は、尾を引く流れ星「箒星(ほうきぼし)」や高さ約1mに育つ「箒草(ほうきぐさ)」など、細長いものに使われる漢字だと言えます。

海岸に住む体長約10㎝の細長い水生生物「箒虫」という虫もいるんですって!

最後の難読漢字は、「芥箱」!

「芥箱」・・・何かの箱(はこ)であることは間違いないんですが、すんなり読める人は少ないのではないでしょうか?

「ちゃばこ」?

確かに「芥」は「茶」と似ていますが違う文字ですね・・・

そういえば、文豪・芥川龍之介の苗字に使われている文字だと気づいた人も入るはず。

では「芥(あくた)」の箱で「あくたばこ」?

・・・残念ながら不正解です。

「芥箱」の読み方のヒントは・・・?

読み方は「〇〇ばこ」の4文字

「芥」は、ここでは「あくた」以外の読み方をします

入らない物を入れる箱・・・

誰の家にも1つ以上は必ずあるはず。部屋ごとに置いている人も!

さあ、もう分かりましたね!

「芥箱」の読み方の答えは・・・

イメージ

 

 

 

 

正解は、「ごみばこ」でした!

「ゴミ箱」とカタカナで書くことはあっても、まさかごみに漢字があるとは知らない人も多いのではないでしょうか?

「芥」は、「あくた」または「ごみ」と読み、「いらないもの・ちり・ごみ・ちり」という意味をもつ漢字です。

「塵(ちり)」という漢字も「ごみ」とも読むことから、「塵箱(ごみばこ)」という漢字でも書かれます

ちなみに芥川龍之介の苗字「芥川」は本名。

珍しい苗字ですが、現在も日本全国に約5000人ほどの「芥川さん」がいるようです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

出典:コトバンク

元記事で読む
の記事をもっとみる