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日本代表選手の赤いポピーユニフォーム、盲目退役軍人支援のためにオークションへ

  • 2024.12.21
日本代表選手の赤いポピーユニフォーム、盲目退役軍人支援のためにオークションへ
日本代表選手の赤いポピーユニフォーム、盲目退役軍人支援のためにオークションへ

Text by 井上大輔(編集部)

今季から英2部のリーズでプレーする日本代表MF田中碧。

11月には胸元にポピーの花をあしらったユニフォームで試合をプレーした。

英国では11月11日が「戦没者記念日」や「停戦記念日」と呼ばれ、選手たちは、英国在郷軍人会への募金活動(ポピーアピール)を支援するために赤いポピーが刺繍されたユニフォームを着用する。

『BBC』によれば、田中が着用したリーズのポピーユニフォームは盲目の退役軍人であるクリス・フェラさんに贈呈されたそう。

軍のチャリティのために売却することを条件に贈呈されたそうで、日曜のオンラインオークションにかけられた後、集まったお金は寄付される。

フェラ氏は1982年に陸軍に入隊後、7年間従軍。その後、視神経炎と診断され、視力を失った。それ以来は盲目退役軍人協会から支援を受けている。

「(リーズのスタジアムでの)黙祷の後、観客は一斉に歓声をあげた。とても誇らしく感じた。人生で最高の経験だった。

リーズは、軍のチャリティのためにオークションにかけるという条件で、気前よくユニフォームをくれた。だから、盲目退役軍人協会のために資金を集めている。(盲目退役軍人協会は)視力障害を克服する方法を見つける技術を教えてくれた」

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