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【12月21日の花】ローテローゼ 深紅が美しい“赤バラ”の代表選手

  • 2024.12.21

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


12月21日の花はバラ「ローテローゼ」

フォークソングの「バラが咲いた」という曲の歌詞にもあるように、バラというと真っ赤なバラを思い浮かべる人も多いかと思います。

しかし、当時の赤いバラは色が薄かったり、黒ずんでしまったりと品質が安定していなかったといいます。

意外にも現在見られるような美しい深紅のバラというのは長らく手軽に買えるものでなかったのです。

そんな歴史を塗り替えたのが、およそ35年前に誕生した「ローテローゼ」という名のバラです。

肉厚でベルベッドのような質感と気品ある深紅の色は人々を魅了し、瞬く間に全国に広がり、「赤バラといえばローテローゼ」という時代が数十年も続きました。

今では様々な種類の赤いバラの品種が生み出され、ローテローゼは逆に希少なものとなりましたが、現在でもローテローゼを愛しているこだわりの花屋さんは少なくありません。

そんな伝説のバラに愛をこめて、ハートがモチーフのワインボトルに一輪生けてみてはいかがでしょうか。

【赤いバラの花言葉】熱烈な恋、美、あなたを愛します、私を射止めて、I love you
【赤いバラが誕生花の人】5月9日、5月21日、6月1日、6月4日、6月9日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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