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「小僧寿し」に買収された【タコベル】、 850円ブリトーセットで「なんだこれ!?」驚きのワケ

  • 2024.12.20
「小僧寿し」に買収された【タコベル】、 850円ブリトーセットで「なんだこれ!?」驚きのワケの画像1
タコベル外観(写真:サイゾーウーマン)

2019年に日本に上陸した「タコベル」。当初は大行列の様子が報じられていましたが、実は22年に「小僧寿し」が買収していたようです。現在の様子を見てきました。

目次

・【タコベル】とは? 2022年小僧寿しが買収
・【タコベル】行ってみた
・「チージービーフ ブリトー」セット実食!
・最安960円はハードル高め

【タコベル】とは? 2022年小僧寿しが買収

1962年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたメキシカン・ファストフードチェーン「タコベル」。日本には2019年に上陸、 現在10店舗を展開しています。

1号店のオープン時には大行列の模様がマスコミで伝えられたタコベルですが、22年、小僧寿し(KOZOホールディングス)が買収。同ホールディングスの24年1~3月業績を見ると、タコベルや「とり鉄」「どさん子」などを合わせた飲食事業の売上高は11億34百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント損失は3千万円(同1百万円のセグメント利益)となっています。

【タコベル】行ってみた

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タコベル店内(写真:サイゾーウーマン)

平日の午後3時前、タコベルにやってきました。日本上陸1号の渋谷店です。地下1階と地上1階のフロア構成で、1階の客入りはまずまず。20~40代の姿が中心です。

メニューのメインはタコスとブリトー、ほかにファヒータ ケサディーヤなど。タコスを食べたほうが店の魅力が伝わるかなと思いつつ、ブリトーの強い魅力に抗えず「チージービーフ ブリトー」480円を注文。タコミート、メキシカンライス、ナチョチーズソースが入っています。

なお、メキシカンポテトorサイドサラダとドリンクのセットは370円。ナチョチップスとソフトドリンクのセットは320円となっています。

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タコベルのメニューの一部(写真:サイゾーウーマン)

【タコベル】「チージービーフ ブリトー」セット実食

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「チージービーフ ブリトー」セット(写真:サイゾーウーマン)

「チージービーフ ブリトー」にメキシカンポテトとドリンクのセットをつけて850円になりました。ドリンクはホットティーにしています。

注文から数分後に注文ナンバーが呼ばれました。トレイに置かれたドリンクカップの位置に、ここでいいのかな……と座りの悪さを少々感じてしまいます。

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メキシカンポテト(写真:サイゾーウーマン)

ポテトは細身の皮なし。チリパウダーが振られています。マクドナルドのMサイズくらいのボリュームはありそう。

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チージービーフ ブリトー(写真:サイゾーウーマン)

ブリトーの包み。「チージービーフ ブリトー」なので、牛のイラストが丸く囲まれています。

想像していたよりも小さめなサイズで、包みを開けると実物のサイズは長さ約15センチ、幅約4センチ、高さ2センチ程度です。筆者は「トリケラトプス」という店のブリトーが好きなのですが、そこのものと比べると、見た目のボリューム感が物足りないなあと感じてしまいました。

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断面(写真:サイゾーウーマン)

一口食べると、タコミートの味がまず感じられます。そこにチーズも加わって、間違いのないおいしさ! チーズより肉が多めなので、思ったよりも肉肉しさを感じられます。

また、生地のトルティーヤはしっかりとした歯ざわり。具にはライスも入っているので、もちもちとした食感が楽しめます。そのおかげか、見た目よりもおなかが満たされてきます。

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ライスが入っている(写真:サイゾーウーマン)

商品についてきた謎の調味料。(MILD)と書かれていますが、炎のイラストが書かれているので、なんだか辛そうです。ブリトーでは使わなかったので、ポテトにつけてみました。

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謎の調味料(写真:サイゾーウーマン)

なんだこれ!? 酸っぱ辛い味わいで、シャバシャバと水っぽい質感のソースで驚きです。酸っぱ辛さは薄味で、味を感じられるギリギリまで水で希釈したような味わい。日本にはない感覚で、ポテトにつけるにはちょっと物足りなく感じます。

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シャバシャバしたソース(写真:サイゾーウーマン)

成分を見ると、水、トマトペースト、酢、塩、パプリカパウダーなどが入っています。そもそも、このソースの名前は(MILD)でいいのか……?

気になって調べたところ、「タコソース」という名前で、MILDのほかにHOTもあり、タコスやブリトーにかけて楽しむものとのこと。どちらかを注文時にリクエストできるそうです。

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タコソースの原材料。韓国製でした(写真:サイゾーウーマン)

【タコベル】最安960円はハードル高め

タコベルでブリトーを実食した今回。同店のタコスはデリバリーで口にしたことがあり、どちらも魅力ある商品だと感じます。本場感のあるフードが気軽に楽しめるのはありがたいですよね。

ただ、セットに割高感があったのは否めないところ。今回はブリトーのセットで850円ですが、人気ナンバー1の定番「ビーフ タコス」のセットは最安960円です。ファストフードに限らず、昨今は飲食業界の値上げが続いているので仕方ないとはいえ、セットで960円は最初の一歩を踏み出すには高いハードルに思えます。

また、公式サイトのメニューには商品名と金額の記載しかなく、どんな具が入っているのかまったくわからないのもハードルがかなり高め。セットメニューに関してはまったく情報がありません。

客入りは悪くなかったのに、店内に活気がなかったのもなんだか気になるところ。おいしそうなフードはほかにもたくさんあったので、次回も利用したいと思います。

サイゾーウーマン編集部
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