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【ママ編集者が選ぶ絵本3選】サンタさんわくわく!「子どものクリスマス気分が高まる」のはコレだった

  • 2024.12.21

子どもが生まれてから、あれこれ情報収集しているもののひとつが「絵本」。2024年12月に4歳になる息子は絵本が大好きで、相変わらず毎晩寝る前に彼が選んだ絵本を2~3冊読むのがお約束に。今回は【3~4歳児】にオススメのクリスマスの絵本をご紹介したいと思います。サンタさんの存在を認識し、クリスマスを心待ちにしている子どもたち。季節限定にはなってしまいますが(子どももなぜかこの時季以外は選ばない)、わくわく気分が共有できてより一層楽しめますよ!
 

『おたすけこびとのクリスマス』

『おたすけこびとのクリスマス』(徳間書店刊)

小さな小さなこびとが主役の本。クリスマスの前夜、こびとたちにサンタさんから仕事の依頼が……! その仕事はなんと、サンタさんに代わってプレゼントを届けること。とはいえ、小さな小さなこびとたちにとって、ひとつのプレゼントを届けるだけでも大仕事。クレーン車にショベルカーまで登場し、工事現場さながら、任務が遂行されていきます。この仕事ぶりを見るだけでも、どきどきわくわく。働く車好きのコにはうけること間違いナシ。4歳になったばかりの息子はまだサンタさんがどうやって家に入ってくるのか、とまでは気にしていないようですが、これなら家には煙突がないのにどうしてと思っている子どもたちにも納得してもらえそう(サンタさんは煙突から入ってくる設定ですよね)!? 形はどうあれ、まだしばらくはサンタさんが来る(プレゼントが届く)日を楽しみに、この本を読めたらなと思います。
 
 

『よるくま クリスマスのまえのよる』

『よるくま クリスマスのまえのよる』(白泉社刊)

こちらもクリスマス前夜のお話。サンタさんがちゃんと来てくれるか心配でねむれないぼく。夜にやってきた「よるくま」(めちゃくちゃ可愛い!)とぼくが一緒に過ごす、不思議な夜の時間が描かれています。そして、その夜の交流から、ぼくの友だちを思いやる気持ちだったり、お母さんを慕う気持ちを感じとることができます。読み終えると、ほっこり。どちらかといえば、大人に刺さる絵本かも!? ぼくの「母に甘えたい!」という様子が伝わってきて、これを読んだ日はいつもより子どもをたくさんハグして寝ます(笑)。ついつい忙しいとガミガミ言ったり、話を聞き流してしまったりして、都度反省……!

『100にんのサンタクロース』

『100にんのサンタクロース』(文溪堂刊)

舞台は100人のサンタクロースが住む街。サンタクロースたちは1年かけて、クリスマスの準備をしています。プレゼントを配る家の地図を作ったり、クリスマスツリーや野菜や果物を育てたり、素敵な星空を作る練習をしたり(ロマンチック♡)……。それはもう、100人みんなが大忙し。おもちゃを運んだり、ラッピングをしている様子も描かれていて、子どもは大興奮! クリスマスにプレゼントを配り終えたサンタクロースには打ち上げも待っています。100人のサンタクロースがそれぞれ個性豊かで愛嬌たっぷり。「おねぼうサンタ」「ちいさいサンタ」「にじサンタ」など、裏表紙に全員の紹介も載っていて、それも子どもと一緒に楽しめます。
 
いよいよ、来週はクリスマス。みなさん、サンタ業をお忘れなく! 最近、サンタクロースから電話をもらった息子。「鬼から電話」というアプリのなかにあるようなのですが、友人がそれを息子に見せてくれたんです。「いい子にしてるかな?」など、実にリアルなテレビ電話に興奮しまくり。毎日のように「今から行くからな」って言ってたよね? と嬉しそうに話す様子に、このピュアな気持ちを大切にしてあげたいなと思う母なのでした。
 
 

otona MUSE H

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