来客中、娘の世話をしようとした妻に「ふざけるな！」夫が胸ぐらを掴みブチギレ！＜モラ夫から脱却＞

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナさんと3人で暮らしています。交際当初はとてもやさしく紳士的だったアキトさん。しかし、夫からの度重なるモラハラ発言を受け、今ではなぜ彼と結婚したのかわからなくなっていました。

結婚後、モラハラな言動が目立ちだした夫。家事はカスミさんに丸投げし、夜には無理やり行為に及ぶようになりました。妊娠中も出産後も変わらないその態度から、カスミさんは精神的にも限界を迎えます。しかし、夫の言動がモラハラだと認識したあとも、金銭的な不安から離れられずにいました。

月日が経ち、モモナちゃんは幼稚園へ入園。アキトさんは、モモナちゃんの入園を祝う食事を仕事と偽り、最近離婚したという友人と飲みに出かけていました。

その友人を自宅へ招くため、カスミさんに手作りのつまみを10種類以上用意し、家中を片づけておくよう命令する夫。

翌日、カスミさんは初めて幼稚園へ登園するモモナちゃんをなんとか見送り、準備を始めました。

礼儀を知らない友人と傍若無人な夫

カスミさんがモモナちゃんのお世話をするためその場から離れようとしたところ、アキトさんは豹変！

「俺に準備させる気か！」

そう言って、カスミさんの胸ぐらをつかみ怒鳴り、「10分で上がってこい」と指示したのです。

ひどい仕打ちに、思わず涙がこぼれます。

「せめてモモナが成人を迎えるまでは、この生活を我慢しなければ」

カスミさんは、その一心でアキトさんの暴挙に耐えたのでした。

友人とアキトさんからは、家族への配慮がまったく感じられません。

2人は、まず自分たちの行いが無神経で迷惑な行為であることを自覚すべきでしょう。

そして、友人を前にしてますます横暴な態度を見せたアキトさん。

彼は自分を誇示したいのかもしれませんが、一般的に考えると妻への今回のような態度はむしろマイナスイメージとなるのではないでしょうか。

アキトさんも友人も同じ穴のむじな。自分たちがいかに滑稽な立ち振る舞いをしているか、一度考えてみてほしいものですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部