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ME:I、日本版エンドソングを生パフォーマンス…来年“越えてゆきたいもの”も発表<モアナと伝説の海2>

  • 2024.12.20
「モアナと伝説の海2」の公開記念舞台挨拶に登壇したME:I (C)2024 Disney. All Rights Reserved.
「モアナと伝説の海2」の公開記念舞台挨拶に登壇したME:I (C)2024 Disney. All Rights Reserved.

【写真】日本版エンドソング「ビヨンド~越えてゆこう~」を初披露するME:I

12月6日に全国で公開されたディズニー・アニメーション・スタジオ最新作「モアナと伝説の海2」の公開記念舞台挨拶が12月19日に行われ、日本版エンドソングアーティストを務めるME:I(ミーアイ)が登壇。本イベントでは、ME:Iがエンドソング「ビヨンド~越えてゆこう~」の生パフォーマンスを観客の前で初披露したほか、デビュー1年目にしてディズニー・アニメーション最新作の日本版エンドソングを歌うことになった気持ちや、モアナと同世代のメンバーが本作の魅力や見どころを語った。さらに、楽曲のタイトルにちなんで来年“越えてゆきたいもの”を発表し、モアナになりきって踊る“波越えダンス”をファンと一緒に踊る一幕もあった。

観客も、モアナになりきって“波越えダンス”をME:Iと一緒に踊る

海を愛する“モアナ”が相棒のマウイや新たな仲間たちと世界をふたたびひとつにするため漕ぎ出す大冒険の物語を、ディズニーらしい心に響く音楽が彩る本作。舞台となる美しい海と南国の島々で暮らす人々のようにレイを身に着けて会場に駆け付けた大勢のファンの前に登場したのは、本楽曲のためだけに特別に作られた、本作に登場する美しい海とひらひらときれいな波を表現した衣裳をまとったME:Iのメンバーたち。

初めての映画のイベントに登壇となったME:Iたちだが、KEIKOは「このような特別な映画館という場所でパフォーマンスをするのは初めてなのですごく緊張しますが、みなさんに楽しんでいただけるよう頑張ります!」と緊張はありつつも、会場の全員と一緒に楽しみたいと意気込みを語った。

日本版エンドソングの世界観を表現し、ME:Iがモアナになりきって踊る“波越えダンス”について、RANが「注目ポイントな振付として“波越えダンス”というものがありますが、皆さん一緒に踊ってくれますか?」と呼びかけ、「まずは右手を2回、波を越えるように、1、2(と波打つような仕草)!そしたら、下から左手の指を大きく振り上げてください。波越えダンスはこれだけです!すごく簡単ですので、皆さんやってみてください」と一緒に踊れるポイントを紹介。

また、日本版エンドソング「ビヨンド~越えてゆこう~」のパフォーマンスをファンの前で初披露すると、会場は盛り上がりを見せた。

SUZU「オーディション中の自分と重ねながら…」楽曲の表現について語る

心揺さぶる音楽で彩られた本作で描かれるのは、少し大人へと成長し、海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナが、1000年にひとりの“導く者”となり、彼方の島にいる人々を探すため、相棒のマウイや新たな仲間とともに、世界をふたたびひとつにする航海に繰り出す大冒険の物語。そんな本作のエンドソングは、危険な航海を前にして、大切な仲間や家族と離れることへの葛藤や心の迷い、それでも困難を越えてゆこうというモアナの決意を歌った劇中歌でもある「ビヨンド~越えてゆこう~」だ。

楽曲を表現する上で、SUZUは「大切な人を守るために迷いや不安を乗り越えようとするモアナを、オーディション中の自分と重ねながら歌わせていただきました」、COCOROは「大切な人を守るんだというモアナの強い気持ちを、歌詞にもあるように『私はモアナ!』と思いながら、自分自身と重ねながら力強く歌わせていただきました」と、想いを込めたことを明かす。

「ビヨンド~越えてゆこう~」にのせられたメンバーひとり一人の強い思い

各国版でも様々なエンドソングアーティストが起用される中、唯一“グループでの歌唱”となるME:Iは、メンバーひとり一人が強い思いをのせて歌い上げているようだ。楽曲の収録時を振り返り、AYANEは「普段私たちが歌っている楽曲のジャンルとは違う、ドラマチックな楽曲の構成とサウンドになっていたので、一体感を出すのがすごく難しかったのですが、みんなでモアナになり切って歌いました」と、本楽曲ならではの表現になったことを語る。

MIUはお気に入りの歌詞について「私は『自分であり続けるために』という歌詞がとても好きです。映画を観る前に歌詞だけ見ても素敵な歌詞だと思いましたし、実際に映画を観たら、家族を置き去りにしてしまったり、不安なことに対する挑戦のような葛藤も感じられて、自分であり続けるっていうことはどういうことなのかを考えさせられたので、すごく好きです」と熱弁。

COCOROは「私は『越えてゆこう』という歌詞がすごくお気に入りです。モアナが前に進んでいくんだという気持ちが現れている歌詞ですし、振付も指差しダンスが入っていてとくにキャッチーなので、皆さん真似してもらえると嬉しいです」と、心に響いた歌詞を明かした。

モアナと同世代のME:I「勇気をたくさんもらいました」

そんな彼女たちは、本作で19歳となったモアナとまさに同世代。さらに、オーディションという試練を乗り越えデビューを果たし、メンバー同士で絆を深めてさらなる高みを目指す姿は作中のモアナとリンクすることも多いそう。

KEIKOはオーディションを経てアーティストになる夢を叶えた自分自身と重ね合わせながら本作を観ていたそうで、「私たちはこの(アーティストという)夢を志すこと自体が大きな挑戦なので、なにかに挑戦して悩んだりする部分でモアナとリンクすることが多くて。観ながらたくさん共感したし、勇気をたくさんもらいました」と語り、KOKONAもKEIKOに賛同して、「私も本当に勇気をもらいました。モアナが壁にぶつかっても乗り越えていく姿を見て、私も大変なことやつらいことがあっても頑張ろうと思えたし、共感する部分もたくさんあって、本当に感動的な作品でした」と笑顔で語った。

そんな本作には、主人公モアナ以外にも、モアナの相棒で変幻自在な半神半人のマウイ、ブタのプア、ニワトリのヘイヘイ、そして本作から仲間として加わった伝説オタクのモニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、ミュージカル映画なのに歌が嫌いで頑固な老人のケレ、さらにモアナを惑わす存在であるマタンギにココナッツの海賊カカモラなど、数多くのキャラクターが登場している。

本作でもとくに注目してほしいキャラクターについてSHIZUKUは「モアナとマウイの関係が前作を経て、お互いが信頼しあっている関係性がすごく素敵なので、そこに是非注目して観てほしいなと思います!」と笑顔を見せ、RINONは、本作に登場するマウイの新曲「できるさ!チーフー!」を挙げて、「私は劇中に出てくるマウイの楽曲が本当に大好きで、マウイがカッコよくて終始ほれぼれしていました。あと、ヘイヘイだけじゃなくて今回はプアも参加するので、それもすごくかわいいので注目して観ていただければなと思います」とアピールした。

RAN「心配性を越えてゆこう!」、SUZU「デビュー年を越えてゆこう!」と来年の目標を発表

エンドソングに登場する「越えてゆこう」という歌詞にちなんで、来年“越えてゆきたい”ことを聞かれると、RANは「心配性を越えてゆこう」と回答すると、会場からは笑いが。RANは「あまり物がいらないような時もボストンバッグを持っていたり、心配性で物を多く持ってしまう傾向があって、絶対使わないのにキャップ2個とか入っていて...。来年はミニバックを買って、それで行動できるようになりたいなと思います。20歳にもなったので、ミニマムにキレイにしていきたいなと思います」とかわいらしい一面を明かした。

SUZUは「デビュー年を越えてゆこう」と答え、「今年は本当にたくさんの経験をさせて頂いたのですが、来年はパフォーマンスにおいてもいろんな部分でレベルアップして、今年を越えてゆけるように頑張りたいと思います」と、デビュー2年目に向けての意気込みを力強く語った。

さらに、KEIKOからサプライズで、4週連続入場者プレゼントの第4週目のプレゼントとして「『モアナと伝説の海2』&モアナ風ME:EYE’s両面4カット」が12月27日(金)より配布開始されることが発表され「私たちの公式キャラクターも写る入場者プレゼントが決定しました!皆さん是非楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

最後に、作品を楽しみにしている人に向けてMOMONAは「この『モアナと伝説の海2』は友情だったり家族愛だったり、挑戦や成長、様々な要素がありまして、そういったメッセージにどんな人でも共感出来たり、背中を押される作品になっています。冬ですが、是非『モアナと伝説の海2』の南国の海で癒しとパワーをチャージして頂いて、この冬を乗り越えてほしいなと思います!」と、笑顔でメッセージを贈った。

ME:Iを代表してMOMONAが「この冬は~?」と呼びかけると、会場全体が「モアナー!!」と大きな声で応えたことをきっかけに、キラキラとしたテープが会場を舞ってイベントは幕を下ろした。

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