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【鶏手羽元とにらとしょうがとろみ鍋の作り方】 冷えに負けない“気”を補う食材がたっぷり:レシピ・齋藤菜々子さん

  • 2024.12.21

鶏手羽元とにらとしょうがとろみ鍋の作り方

鶏のうまみたっぷり、しょうががしっかり効いたとろみつきの汁で、体の芯からぽかぽかに。

冷えを癒やすキーフード

● 鶏肉

「気」を補って、おなかを中心に体をしっかりと温める、冬に取りたい肉類の代表格。消化にもやさしい。

●しょうが
食べると体を素早く温めて、発汗も促す、パワフル食材。風邪のひき始めなどにも効果的な「生薬」にも使われる。

●にら
体をじんわりと温める働きが。しょうがのような、すぐに体を温める食材と組み合わせると、冷え対策に最強。

●材料(2人前)
鶏手羽元…6本(300~350g)
白菜…1/4株(650~700g)
にら…1/2束(50g)
水…700mL
酒…大さじ2
A
しょうがのすりおろし…3かけ分
しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1

[水溶き片栗粉]
・片栗粉…大さじ2
・水…大さじ4
粗挽き黒こしょう…適量

●作り方
①白菜は大きいものは縦半分に切り、5~6㎝長さのざく切りにする。にらは4㎝長さに切る。手羽元は骨にそって切り込みを2本入れる。

②鍋に水、酒を合わせ、手羽元を入れて強火にかけ、アクが出たら除く。A、白菜を加えて煮立ったらふたをし、弱火にして15分ほど煮る。

③火を止めてよく混ぜた水 溶き片栗粉を回し入れ、混ぜながら中火で加熱し、とろみがつくまで煮立たせる。にらを加えてさっと煮て、しんなりしたら粗挽き黒こしょうで味を調える。

シメはコレ!

冷凍うどんを電子レンジで解凍し、加えて。とろみのある汁がうどんによく絡みます。

養生鍋のレシピを教えてくれたのは……

料理家・齋藤菜々子さん

国際中医薬膳師。一 般 企 業に就 職 後、日々の食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道へ。日本中医食養学会・日本中医学院にて中医学を学ぶ。近著に『毎日続けたい潤いスープ』(文化出版局)。

cooking:Nanako Saito photograph:Yumiko Miyahama styling:Kyoko Komai composition & text:Kaori Akiyama

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2025年1月号

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