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ザ・王道!【笠原流ポテトサラダの作り方】に挑戦!肉は入れず野菜は定番のみ♪カギは食感と調和♡

  • 2024.12.26

誰でも簡単に作れそうなのに実はバリエーションも多くて奥が深い、ポテトサラダはそんな料理ですよね。そのポテトサラダを、かの人気料理店「賛否両論」の笠原シェフがYouTubeで「これぞ王道!」と言ってまで紹介していたんです。それは作らない手はないでしょ!ということで、さっそく挑戦してみました!

笠原シェフの「ポテトサラダ」の材料と作り方

【材料】※2〜3人分
じゃがいも…3個(男爵いもがおススメ)
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2個
きゅうり…1本
卵…1個
塩…適量
砂糖…少々
酢…少々
黒こしょう…少々
マヨネーズ…大さじ3
薄口しょうゆ…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
練りがらし…少々

じゃがいもは皮をむき、一口大に切っておきます。
にんじんはよく洗い、皮付きのまま縦1/4に切っておきます。
玉ねぎは薄切りにしておきます。
卵は固茹でにしておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. じゃがいもとにんじんを鍋に入れ、水(分量外)をひたひたに入れます。塩を2つまみほど入れて、柔らかくなるまで茹でます。

2. ボウルに玉ねぎを入れ、塩を加えてよくもみ、ぬめりが出たら水で洗ってしっかり水気を絞っておきます。

3. きゅうりは塩ずりしてさっと洗い、小口切りにします。ボウルに入れて塩もみをして置いておきます。

4. 1のじゃがいもに竹串が通るくらいになったら、にんじんを取り出して湯を捨てます。残ったじゃがいもを弱火で乾煎りして、外側の水気を飛ばします。

5. 火を止め、塩、砂糖、酢を少量ずつふりかけてさっと混ぜておきます。

6. ボウルに5のじゃがいもを入れ、マヨネーズ、薄口しょうゆ、砂糖、練りがらしを加えて木べらでほぐしながら混ぜます。

7. 卵は手でくずしながら入れ、5mmの厚さに切ったにんじん、水で洗ってしっかり水気を絞ったきゅうり、玉ねぎを加えサクッと混ぜ合わせます。味見して、薄かったら塩で調整します。

8. 器に盛り、黒こしょうを振って出来上がりです。

見た目もきれいですが、口に入れてみるとまとまっているのにじゃがいもや卵、にんじんやきゅうりといった素材それぞれの食感が全部違って感じられるポテトサラダです。たいして難しい調理をしているわけではないのに、ひとつひとつの素材を分けて丁寧に調理していることで雑にならずに全体が調和しているところは、さすが笠原シェフです。この丁寧さがなければ、このポテトサラダは成立しないとすら思います。

ハムやベーコンを入れるポテトサラダもありますが、このレシピは肉類一切無しのまさに「王道」と言うべきポテトサラダです。細かなレシピが決まっていないのがポテトサラダのいいところで、その自由さゆえに数多くのバリエーションが世の中にはあふれています。好きな具を入れて構わないし、好きではない具は入れなくてもいい、こんなに自由なのに出来上がってみるとちゃんとポテトサラダなのですから不思議です。それだけに、「王道」と言い切ってしまうこのレシピは秀逸だと思います。

さてさて、実はYouTubeの中ではこのポテトサラダに手を加えてもうひとつのポテトサラダを作っていました。せっかくなので、こちらも作ってみました!

笠原シェフの「いぶりがっこポテサラ」の材料と作り方

【材料】※1人分
ポテトサラダ…適量
いぶりがっこ…適量
粉チーズ…少々
黒こしょう…少々

いぶりがっこは粗みじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:2分
1. ポテトサラダにいぶりがっこを混ぜ合わせて器に盛り、粉チーズと黒こしょうを振って出来上がりです。

粗みじん切りにしたいぶりがっこの食感が柔らかいポテトサラダの中でカリっと感じられ、その上に燻製の香りがほのかにして思わず「あ、旨い」と言ってしまいました。王道で完成されているはずのポテトサラダの中でちゃんと主張し、なおかつポテトサラダをさらにおいしくしてしまっているいぶりがっこ、さすがです。よくポテトサラダに入っているベーコンも燻製ですので相性はいいはずですし、最近は柴漬けをピクルスとして使うアレンジ料理も増えていますので、これはおいしいはずですね。

秋田県の名物のいぶりがっこですが、いつ頃からかアレンジ料理に使われるようになり知名度は全国区になりました。燻製干しで作られているため、おそらく他の大根の漬物とは一味違う風味と食感が受け入れられたのだと思います。普段漬物を食べない人は余ってしまうかもしれませんが、クリームチーズと合わせたり、タルタルソースに入れたりしてもおいしく食べられますので、まだ食べたことがなければ試してみる価値はあると思います。

そう言えばYouTubeの中で、がっこチーズ(と笠原シェフは呼んでました)は20年前にすでに自分が作っていたと笠原シェフは言ってました。先見の明があると言ってしまえばそれまでですが、使ってみようと思うその冒険心が素敵だと思います。

簡単にできるのにおいしいポテトサラダですので、ぜひ作ってみてください!

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