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「りんご酢」が持つ4つのメリットとは?ダイエットや高血圧、疲れているときにいいらしい

  • 2024.12.20

「りんご酢」とは、その名の通り、りんごの搾汁300g以上を主原料にしたお酢です。

「りんご酢」の主成分は「酢酸(さくさん)」です。今回は、ミツカンのニュースレターより、酢酸が持つ4つの健康機能をご紹介します。

1. 食後血糖値の上昇抑制

食事と一緒に、大さじ一杯(約15ml)ほどの食酢を摂ることで、食後の血糖値上昇がゆるやかになるとしています。

急激な血糖値上昇が繰り返されると、糖尿病につながる恐れがあります。

健常女性に食酢約15ml(酢酸750mg)を含む飲料を摂取した後にご飯(白飯)を食べてもらったところ、
多くの人が2時間後まで有意に血糖値が低く抑えられていました。

ごはん(白飯)と一緒にワカメを食酢で和えたものを食べてもらった結果も、食酢で和えたワカメを一緒に食べた人の方が45分後まで有意に血糖値が低く抑えられていました(※1)。

(※1)https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/blood-glucose-level/

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2.肥満気味の方の内臓脂肪減少

約大さじ一杯(約15ml)の食酢を継続的に摂ることで、肥満気味の方の内臓脂肪減少が期待できます。

BMI25以上30以下の成人男女に食酢約15ml(酢酸750mg)を12週間継続して摂取してもらったところ、
肥満気味の方の腹部内臓脂肪面積が試験開始時と比較しても、食酢を摂らなかった人と比較しても有意に低下しました(※2)。

(※2)https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/reduce-visceral-fat/

3.高めの血圧低下

約大さじ一杯(約15ml)の食酢を継続的に摂ることで、高めの血圧の低下が期待できます。

お酢には高めの血圧を下げる機能があるという論文が報告されています。血圧が高めの男女に食酢約15ml(酢酸750mg)を含む飲料を1日1本(100ml)、10週間毎朝続けて摂取してもらったところ、食酢を含む飲料を摂った多くの方で血圧は低下しました(※3)。

(※3)https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/high-blood-pressure/

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4.疲労感の軽減

約大さじ一杯(約15ml)の食酢を継続的に摂ることで、一時的な疲労感の軽減が期待できます。

お酢には5~6METs相当の運動後に感じられる身体的疲労感の自覚の軽減機能があるという論文が報告されています。

7日間にわたり酢酸666mg含まれる試験飲料を摂取した後、5~6METs(50分間の連続した自転車こぎ)相当の運動をしてもらったところ、「身体的疲労感」は、運動30分後および就寝時に7日間にわたり軽減されていました(※4)。

(※4)https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/recovery-physical-fatigue/

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1日の摂取目安は「約大さじ1杯(約15ml)」

酢酸による健康機能を得るためには、やはり継続が大切。

毎日、約大さじ一杯(15ml)のお酢を飲むことがおすすめです。

おかずを作るときに入れてみたり、食べる前に少しお酢をかけてみたり。編集スタッフは、ヨーグルトや無糖炭酸水に市販の「飲むお酢」を入れて楽しんでいます。

お酢を飲むときの注意点

お酢だけをたくさん飲んでも栄養バランスが崩れてしまいます。

また、空腹時での摂取は刺激を強く感じることがあるため避ける、醸造酢を飲むときは薄めて飲むなどしましょう。

毎日「お酢」を摂るとどんなメリットがある?

<Edit:編集部>

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