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「住まいの終活」に役立つ情報を解説する「すまいの終活フェスティバル2025」開催

  • 2024.12.20

AGE technologiesが理事を務める「全国空き家対策コンソーシアム」主催のオンラインイベント「すまいの終活フェスティバル2025」が、2025年2月20日(木)〜22日(土)に開催される。

増加を続ける空き家数

近年、空き家の数は増加を続けており、今後、さらに増加が見込まれるなか、空き家対策の強化が急務となっている。総務省発表「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果」(※)によると、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8%と、過去最高の水準だった。

「全国空き家対策コンソーシアム」の試算では、2018~2023年の5年間で増加した長期空き家により、3.89兆円の地価下落と、766万人のQOL低下が生じたと推計しており、空き家の放置は周辺環境だけでなく、経済にも悪影響を及ぼしているという。

相続した空き家や実家の「住まいの終活」の手段は、相続、除却、売却、活用など様々な分野をまたがって検討する必要があり、空き家の所有者には、検討に当たって「何から始めたらよいか分からない」「誰に相談したらよいか分からない」といった情報を知りたいというニーズがある。

そこで、産学官連携により空き家増加抑制を目指す「全国空き家対策コンソーシアム」は、「すまいの終活フェスティバル」を開催。空き家や相続に関する課題を抱える人々に向けて、各分野の専門家や多彩なゲストを迎え、空き家問題の解決策について一緒に考える機会を作る。

このイベントは、今回が2回目の開催となる。AGE technologiesは、コンソーシアム参画企業として登壇。今回は、「相続登記義務化の効果」に関する情報を提供し、相続が原因となる空き家問題の解決を目指す。今後も相続が引き起こす社会課題に積極的に取り組み、具体的な解決策を提供していくという。

イベント概要

「すまいの終活フェスティバル2025」では、イベント申し込み者を対象に、ゲスト登壇する作家・高殿円氏の著書『私の実家が売れません!』のプレゼント企画も実施。

2月22日(土)13:30〜14:10に開催予定の「相続登記義務化の効果は? ~制度開始から1年の実態について~」では、AGE technologies代表の塩原優太氏がウェビナーに登壇する。

開催時間は、2月20日(木)が16:00〜20:15、2月21日(金)が16:00〜20:15、2月22日(土)が10:00〜15:00。Zoomでのオンライン開催で、途中入退室は自由。参加費は無料だ。参加希望者は、イベントページから申し込もう。

ゲスト登壇者を紹介

特別講演のゲスト登壇者を紹介しよう。

『私の実家が売れません!』の著者で作家の高殿円氏は、2000年『マグダミリア三つの星』で、第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。2013年に、『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞した。主な著作に『トッカン』『上流階級 富久丸百貨店外商部』『カーリー』『シャーリー・ホームズ』シリーズや、『メサイア 警備局特別公安五係』『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』『主君 井伊の赤鬼・直政伝』『政略結婚』『コスメの王様』『戒名探偵 卒塔婆くん』などがある。

日本経済新聞社 生活情報グループ チーフライターの堀大介氏は、生活関連の分野を担当し、主に空き家、マンションの管理や修繕、住宅ローンなど、住宅問題を中心に取材、執筆している。

衆議院議員 日本維新の会 埼玉県総支部代表の髙橋英明氏は、2003年川口市議会議員選挙で初当選し、3期連続で当選。2021年に衆議院議員選挙に埼玉2区から出馬し比例区で初当選、現在2期目。不動産会社代表、川口青年会議所第38代理事長、埼玉維新の会代表などを歴任している。

「全国空き家対策コンソーシアム」について

「全国空き家対策コンソーシアム」は、空き家の増加抑制、空き家問題に向き合うESG経営の体現、CSR活動の推進を目指し、2023年に設立された。独自に専門ノウハウを持つ事業会社・学術団体がコンソーシアムを形成し、知見を共有することで、各事業者の空き家所有者に対する啓発活動を強化し、具体的な課題解決の促進を目指している。

空き家や相続に関する問題を抱えている人は、「すまいの終活フェスティバル2025」に参加してみては。

イベントページ:https://www.j-akiya.jp/festival-february2025/?company_flag=age-technologies

※総務省「住宅・土地統計調査」:https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/kihon_gaiyou.pdf

(yukari)

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