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玉子焼きを作ろうとした漫画家 その後の光景に「これはえぐい」「強く生きて」

  • 2024.12.22

「いい作画資料ができましたよ…」

このようなコメント…いや、嘆きの声とともにある写真をXに投稿したのは、漫画家の岡井ハルコ(@okaiharuko)さんです。

作画資料とは、漫画などで特定のものの絵を描く際に、その構造や法則を理解するために使われる書籍や写真のこと。

しかし、岡井さんが公開した『作画資料』は、かなり特殊だったのです。写真はたちまち拡散され、19万件以上の『いいね』が付き、大きな反響を呼ぶことに。

思わず「いつ使うんだよ!」とツッコミを入れたくなるような、マニアックすぎる作画資料をご覧ください。

た、卵がぁー!

無惨にも割れて中身が飛び散った、10個の卵。

そう、岡井さんは『卵10個を床にぶちまけて絶望するシーン』を書く時の参考として、この写真を投稿したのです!

岡井さんいわく、玉子焼きを作ろうとして、冷蔵庫にあった卵パックを引き寄せたところ、手が滑ってしまい、すべての卵を床に落としてしまったのだとか。

確かに、自宅でこのような光景を目の当たりにしたら、誰もが絶望してしまうでしょう。

当時のことについて、岡井さんはこのように話しています。

10個も卵をダメにしたことに絶望したのですが、せめて自分の漫画の作画資料にしてやろうと思い、半泣きで卵が散乱した床を撮影しました。

その後、片付けるために1か所に寄せたのですが、その絵面があまりにも酷かったので、改めて絶望し、また撮影したのが2枚目です。

決して安いとはいえない卵を、一気にすべて失った時の絶望感は、計り知れないでしょう。

壮絶すぎる2枚の写真に、ネットでは「これはえぐい」「…強く生きて」「保存させていただきました」といった声が寄せられていました。

岡井さんはこの失敗を経て、「近いうちに、自分の漫画で卵10個を床に落としてしまうシーンを描こうと思っています」と決意表明をしています。

卵10個という大きな代償で、マニアックすぎる『作画資料』を手に入れた、岡井さんでした。

[文・構成/grape編集部]

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