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キャサリン皇太子妃一家、王室恒例のクリスマスランチを欠席

  • 2024.12.20

チャールズ国王は12月19日(現地時間)、バッキンガム宮殿に親族を集めて行う毎年恒例のクリスマスランチを開催した。だが、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、3人の子どもたちは姿を見せなかった。

欠席の理由は、一家がすでにクリスマス休暇に入っており、ロンドン近郊を離れていること。ノーフォーク州サンドリンガムにある皇太子夫妻の別邸、アンマーホールに滞在しているという。

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ただ、クリスマスは同じサンドリンガムにあるチャールズ国王の私邸、サンドリンガム・ハウスを訪れ、ほかのロイヤルファミリーとともに過ごす予定とのこと。ウィリアム皇太子は先ごろ、「今年のクリスマスは45人の親族と一緒にランチを楽しむことになる」と明らかにしている。

いっぽう、バッキンガム宮殿でのランチを欠席したこの日、皇太子夫妻は今年のクリスマスカードを公表した。がんの治療を受けていたキャサリン皇太子妃が9月、化学療法を終了したことを報告するため、ケンジントン宮殿を通じて公開した動画の1場面を切り出したもので、休暇中の家族5人の姿が収められている。

皇太子妃はノーフォークで撮影されたこの動画の中で、がんと診断された後のことについて、次のように語っている。

「私たち家族にとってこの9カ月間は、信じられないほど厳しいものでした。それまでの人生が、一瞬にして変わってしまうこともあるのです。私たちは荒海を乗り越え、知らない道を進んでいく方法を、探し出さなければなりませんでした」

「誰にとってもそうですが、(がんと診断された人の)最も身近な人たちにとっては特に、がんとの旅は複雑で、恐ろしく、予測不可能なものです」

皇太子一家がそろって公の場に登場したのは、最近では12月6日。ロンドンのウェストミンスター寺院で開催された、キャサリン皇太子妃主催のクリスマスキャロル・コンサートに出席した。

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キャサリン皇太子妃がこのイベントのゲストに送った招待状に、次のようにつづっていたという。

「クリスマスは、一年の中でも特に好きな時期のひとつです。祝福と喜びのときです。そして同時に、ペースを緩め、すべての人たちを結びつけるようなより深い事柄について、振り返って考えてみる機会を持てるときでもあります」

「開かれた心と愛、優しさ、そして寛大さをもって過ごす余裕を持つことができるのは、立ち止まり、日常生活のプレッシャーから離れたときです――まさにそれが、クリスマスの精神です」

From TOWN&COUNTRY

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