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「ずっと可愛いって思ってた」 車止めの『小鳥』の名前は? 企業の投稿に「そうだったのか!」

  • 2024.12.23

駐車場や公共の施設などで設置されている、車止め。車の飛び出しや侵入による事故を防ぐためのもので、いろいろな形がありますよね。

あなたは街中で、こんなかわいらしい車止めを見かけたことはないでしょうか。

写真はイメージ

小鳥がのっている…!

こちらは、株式会社サンポールによって製造されたもので、『ピコリーノ』という名前があります。

『ピコリーノ』は駅や公園の前など、さまざまなところに設置されているので、一度は目にしたことがある人もいるでしょう。

おめかしした、ピコリーノ

「お取引先さまのお宅で暮らすピコリーノ。クリスマスに向けておめかししてもらいました!」

2024年12月10日、同社はXアカウント(@Picolino_Sun)に取引先で撮影されたという『ピコリーノ』の写真を投稿。

写真を見ると『ピコリーノ』が、持ち主に愛情をもって大切にされていることがよく分かります。

クリスマスカラーのマントを羽織って、暖かそうな見た目となった、『ピコリーノ』。

散歩中に、おめかしした小鳥たちが目に入ったら、思わず足を止めてなでたくなってしまうでしょうね。

投稿は拡散され、多数のコメントが寄せられていました。

・この子たち、名前があったんだ…!めっちゃ癒されました。

・近所にもあるけど、ずっとかわいいって思っていました。

・おめかししていて、かわいい!足元の骸骨も気になるけど…。

・そんな名前だったとは。『チュン子』と勝手に呼んでいました。

多くの人が、クリスマス仕様になった小鳥たちに、ハートをつかまれたようですね!

街中のオアシス的な存在にもなっている、『ピコリーノ』ですが、いつ頃から製造されるようになったのでしょうか。

同社に詳しく聞いてみました。

 

『ピコリーノ』が生まれたきっかけは?

『ピコリーノ』の歴史は古く、同社によると1981年より製造、販売されています。

誕生したきっかけには、公園管理者の「車止めの上に、子どもが飛び乗って座るなどして転倒する事故が多く困っている」という声があったのだとか。

ちなみにこの小鳥は、特定の鳥をモデルにしているわけではないそうですよ。

『ピコリーノ』にはいろいろな種類がある!

かわいらしい『ピコリーノ』は、小鳥型が多く見られていますが、ほかにもいろいろな『仲間』がいるといいます。

小鳥のほかには、カエルがのった車止め(KAERUシリーズ)を現在販売しております。

過去には、リスがのった車止めも販売していました。また、特注でカワセミや貝がのった車止めを作ったこともありますよ。

ネット上で「どこにあるか知りたい」という声が多かったことから、同社では『こんなところにピコリーノMAP』を作成。

『ピコリーノ』を発見した人が情報提供をすると、ネット上のマップに写真とアイコンが追加されるようになっています。

こんなところにピコリーノMAP

『ピコリーノ』は購入できる?

また、『ピコリーノ』は、「ネット販売もされていて、個人でも購入できる」とのこと。ただし、設置には工事が必要なので、施工業者に頼んだほうがいいでしょう。

車止めのほかにも、小鳥の部分を2分の1サイズにした置物『まめピコ』やカプセルトイなどのピコリーノグッズも販売しているそうですよ。

夢のあるデザインと、機能性が融合した『ピコリーノ』は、今後も多くの人に愛され続けていくでしょう。

あなたが暮らす街にも、小鳥や小動物がのった車止めが、人々の安全を見守っているかもしれませんね。

[文・構成/grape編集部]

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