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【マッチングアプリ失敗談】女性慣れしていないのに金髪ギャルとデートした結果…(21歳・男性)

  • 2024.12.20

近年利用者が大幅に増加し、出会いの場をおおいに提供してくれるようになったマッチングアプリ。

とはいえ、誰もがハッピーになれるわけではないので、先人たちの事例から学び、少しでもハッピーになれる可能性を高めたいものです。そこで、今回はある男性から寄せられたマッチングアプリでの失敗談をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!

投稿者プロフィール

F(21歳・男性・大学生)

彼女いない歴=年齢の大学生。大学では工学部に通っているが、ほぼ男性しかおらず、女性と関わる機会はコンビニのアルバイトで女性客と接することぐらい。趣味は大学の男友達と遊ぶ麻雀と小さい頃からひそかに読み続けている少女漫画。

はじめてのマッチングアプリ

私は21歳の大学生で、今まで一度も彼女ができたことがありません。

女性とお付き合いしたことがないことを恥ずかしがり隠す人もいるようですが、私は全くそんなことは思いません。なぜなら、女性に全く興味がないからです。

昔から少女漫画を読むことが好きでしたが、漫画の世界はあくまでも空想で、「実際はこんな展開ありえないでしょ」と楽しんでいます。そんな私が、「自分だけだとモチベーションが上がらないから」という理由で、友人から半ば強引にマッチングアプリを始めさせられたのが3ヶ月前。

これはそんな恋愛経験皆無で女性にもない私が、マッチングアプリで驚きと戸惑いの日々を体験したお話です。

21歳で女性経験がない割には見た目を気にしているつもりだったので、マッチングアプリでは「意外にとんとん拍子で彼女ができるのでは?」と淡い期待を抱いていました。しかし現実は厳しく、1週間継続してもマッチした女性は3名。

メッセージを送ってもほとんど当たり障りもない他人行儀の内容しか返ってこなかったので、その時点で私はマッチングアプリへのやる気が失せました。しかし「毎日アプリの進捗状況を報告して!」と友人から言われていたことと、せっかく課金したのだからという貧乏性の性格が影響し、その後も低いモチベーションながらもマッチングアプリを続けていました。

そんなこんなでマッチングアプリを続けていたある日、珍しく女性の方からいいねをもらいました。

どんな女性か確認するとびっくり。私が今までまったく接してこなかったいわゆるギャルの部類に入る女性で、プロフィールもめちゃくちゃ軽かったのです。

「暇つぶしで始めました~。いい人いればいいかな~ぐらいに適当に使ってます。興味持ったら、とりあえず話そ☆」記憶の限り、これはプロフィールほぼそのままです。何回見ても、情報量が少なすぎてプロフィール文として意味を成してないですよね。

冷やかしだろうと思い無視しようとそのまま放置していてその女性のことを友人に話すと、「面白そうだからやり取りしてみなよ」と一言。「やり取りするのは俺だぞ」と思いながらも、正直少し興味があったのは事実なので、こちらもいいねを送り返しマッチを成立させました。

最初のメッセージでなんて送ろうか悩んでいた所、「やっほ~!キミ、童〇君でしょ?www」と相手から失礼極まりないメッセージが。めちゃくちゃむかついたのでアプリの運営に通報しようと思いましたが、このままでは何か悔しかったのと、「うまくいけばこの女性とワンチャンあるかも」と淡い期待を抱き、童貞であることは濁しながら何事もないようにメッセージを続けました。

人は見た目によらないもので、その女性は話してみると案外まとも。私と同じ県の大学に通う23歳で、最近は資格をとるために勉強を始めたとのこと。最初の印象は最悪でしたが、1週間もやり取りしていくうちに、どんどんその女性に対し好意を持つようになっていきました。

アプリのメッセージからLINEに移行し数日経ったある日、相手から「今度飲みに行こうよ」とまさかのデートのお誘いがありました。「お酒飲んだことある?大丈夫そ?www」とバカにする一言は余計でしたが、正直めちゃくちゃ嬉しかったです。

二つ返事でOKを出し、週末に普段相手がよく通っているという行きつけの居酒屋に行くことになりました。その前日は緊張で目がバキバキで、まったく寝つけなかったのは言うまでもありません。

当日の約束の時間の30分前にお店についてしまった私は、何をして時間を潰したらよいかわからず、ただひたすらお店の前でスマホゲームをして緊張をごまかしていました。待ち合わせ時間の5分遅れで「お待たせ」と言って目の前に現れた女性は、私が思っていたよりも10倍ギャルで、かつ100倍かわいかったです。正直、会った瞬間恋に落ちました。

「少女漫画でイケメンに一瞬で恋をするヒロインは、まさにこんな気持ちなんだろうな」と思ったことを覚えています。そのままお店に入り席に案内されるとまたもやびっくり、なんと対面ではなく、横に並んで座るタイプの席だったのです。

その席を見た瞬間固まっていたのでしょう、私の様子を見た女性は「え?まさか女の子と横並びに座るの初めて?」と挑発してきました。何も言い返せず、距離を置いて座りましたが、相手は私が緊張していることを面白がり、体をぴったりと密着してきたのです。

その瞬間、体中の穴という穴から汗が吹き出し、「や、や、やめろよ」とまさに童貞むき出しの反応しかできませんでした。乾杯してからもずっと体を引っ付けてきて私の反応を楽しんでいたので、私は常に体中が熱く、お酒や料理を楽しむ余裕はゼロ。

その日はいつも以上に酔っ払い、2時間程度でべろべろになってしまいました。約束していたお店を出てから「次のお店に行こうよ」と誘ってくれましたが、いつも以上に酔っぱらってそれどころではなかった私は、半ば強引に駅に向かい終電に乗って家まで帰りました。

次の日になり、二日酔いになるぐらい酔っぱらってしまったこととせっかくの2軒目の誘いを断ってしまった罪悪感から、謝罪のLINEを送りました。お昼頃に送ったLINEですが夕方になっても既読がつかず、18時からコンビニのバイトが入っていましたが、それどころではないぐらい心はざわついていました。

この時点で、自分でも相手に好意があることを自覚していました。LINEの返信がないまましょうがなくバイト先のコンビニに向かう最中、目の前から派手な髪色の男女がイチャイチャしながら歩いてくるのを発見。

「こんな時間から、人目に付くところでイチャイチャするなよ!」と思いながらどんな顔をしているのか確認すると、なんとその時点でもLINEの未読無視を続けていた昨日のギャル。私はバレないよう身を隠そうとしましたが、運悪く相手に見つかり「あ、Fじゃん!やっほー」と声をかけられました。

なんて反応するか迷っていると、連れのチャラい男性が「これ誰?」とギャルに質問しました。すると、「さっき話したじゃん! 昨日一緒に飲んだF君」、「あ~めっちゃ緊張してたっていうF君ね」と、2人の間で自分のことを話題にされていたことが発覚。

恥ずかしくなり、すぐにダッシュでその場から逃げ出しました。その日はアルバイトを仮病で休んだのは言うまでもありません。

その後ギャルからすぐに、「傷つけるようなことしてごめんね。信じてもらえないと思うけど、悪口で連れの男にFくんのこと話したわけじゃないからね。これに懲りず、また遊ぼうね!」とLINEをくれましたが、あまりにもショックが大きすぎたのでそのままブロックし、その女性とはそれ以降連絡を取っていません。

ここまでを読んで、「女性慣れしていない男の気持ちをもてあそぶ女性が最低!」と思う人もいるでしょう。しかし、私が伝えたいことはそうではありません。

私が伝えたいのは、「人と付き合うときは、自分自身に合うレベルの相手と付き合うべきだ」ということです。おそらく、相手のギャルが面白半分で男性に体をくっつけて反応を見るのは通常運転であり、それを冗談だと受け止めきれず適切な反応を取れなかった私のほうに問題があると思います。

本当に私のことをどうでもよいと思っていたら、2軒目には誘わなかったでしょうし、最後のLINEも送ってこないでしょうから。私が興味本位で自分とは釣り合わないまったく別の世界にいるギャルに、背伸びをして無理やり近づいたことが間違いでした。

その人にはその人独自の性格があり、合う合わないは絶対にあります。レベルが一緒で性格が合う女性と会うようにすると、私のように思わぬ痛手を負うことはないでしょう。

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