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ワンオペで「毎日眠い」と弱音を吐くと──姑から「専業主婦なら甘えるな」と説教され、モヤモヤ

  • 2024.12.20

たとえ家族であっても、やさしさに欠ける言動やマナーやルールを無視した行動を取られたら、うんざりしてしまいますよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、子育ての弱音を吐いたときに姑からお叱りを受けた話を紹介します。嫁には厳しい姑も自分の息子には激甘で……!?

画像: ワンオペで「毎日眠い」と弱音を吐くと──姑から「専業主婦なら甘えるな」と説教され、モヤモヤ

初めての2人育児

2人目の出産を機に、長年勤めていた企業を退職したA子。夫は毎日朝早くに出勤し夜遅くまで働いているため、ワンオペ育児の毎日でした。実母はすでに亡くなっており、姑は離れたところに住んでいます。A子にとって子育ては2人目とはいえ、2人育児は初めての経験だったため、上の子1人だけのときとはまた違った大変さを感じていました。

姑に弱音を吐くと……

ある週末、A子の自宅から車で約1時間ほどのところに住む義両親が孫を見にやってきました。昼夜問わず数時間おきの授乳や上の子の赤ちゃん返りなどで疲れ切っていたA子は、姑に「やっぱりワンオペは大変で毎日眠いです」と正直に話したところ……。姑から思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。

説教された!?

ねぎらうどころか、「でもさ、A子ちゃんは専業主婦なんだから……ねえ?」と説教じみたことを言い始めた姑。夫は3人兄弟なので、大変さを理解して共感してくれるかと思いきや甘かったようです。

姑は当時では珍しく、結婚・出産後も仕事を続けていました。とはいえ、舅はいわゆる「お婿さん」で、結婚後も変わらず自分の両親や祖父母と同居。子育てに慣れた実母や実祖母が常に家にいたため頼りやすく、ワンオペなどとは程遠い子育てをしていました。A子の大変さなど分かるはずもなく、分かろうともしない姑。むしろ出産や子育てを理由に退職したA子をあまりよく思っていないようでした。

夫には激甘な姑にイラっ!

にもかかわらず、休日にA子が友人の結婚式出席のため家を空けることになったときには、姑はわざわざエプロン持参ではりきって手伝いにきたらしいのです。夫が姑にヘルプ要請を出したのか、仕事で疲れた息子を思って勝手に来たのかははっきりとは分かりませんが、自分への態度とは180度違う姑の対応に不快感を抱いたA子でした。

A子の夫もワンオペの大変さを理解するためにも、姑に頼ることなく半日くらいワンオペで頑張ってほしかったですね。また、「できれば姑には私の気持ちに寄り添ってほしかった」とA子。子育ての愚痴や弱音を吐いたときには、説教ではなく受け止めてくれる、またサポートしてくれる姑であってほしかったですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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