夫婦生活が長くなると、さまざまな問題が起こります。その都度乗り越えたからと言って、悪さをした相手の態度次第ではしこりが残ってしまうこともあるでしょう。今回は旦那の嫌な口癖にうんざりした筆者の知人のエピソードを紹介します。
旦那の口癖
私の旦那は「過ぎたことを言っても仕方ないだろ。」が口癖で、自分の失態や悪事を正当化して流そうとする癖があります。
たしかに過ぎた問題をいつまでも引きずるのはよくないこと。
しかし旦那の場合は少し度が過ぎているように感じます。
過去に浮気未遂が発覚したときも、黙っておこなった投資で大失敗したときも、私にバレた直後には「過ぎたことを言っても仕方ないだろ。」と問題をなあなあにしてきました。
そんな旦那が住宅購入の重要な支払いを期日までに納金しておらず、我が家は100万円近くの大損をしました。
再三「入金した?」「期日近いよ。」と言っていたのにもかかわらずの出来事に、私は大激怒。
しかしこのときも旦那は「過ぎたことを言っても仕方ないだろ。」と逃げました。
出費
100万円近い金額を損した私たちは、新居に使えるお金がその分減ります。
しかし旦那は自分のミスをなかったかのように振る舞い、新居のための買い物で必要以上のスペックを兼ね備えた高い家電を選ぼうとしたり、値段に大きな差があるのに高級素材のものを選ぼうとしたり。
このままでは予算を大幅にオーバーしてしまうこと間違いなしです。
そこで私はあることを思いつきました。
「過ぎたことを言っても仕方ないだろ。」
私は旦那に秘密で予算内の家具や家電を一式購入。
すべて支払いが済んでから旦那に報告しました。
当然旦那は「なんてことをしてくれたんだ!」と大激怒の様子です。
そこで私は「過ぎたことを言っても仕方ないでしょ?」と特大ブーメランをお返ししました。
結果的に私の選んだ家具や家電で生活は十分送れています。
秘密で購入したとは言えど、旦那の好みに寄せた買い物をしていたため、旦那もいまではこの買い物に満足しているようです。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。