「勘違いしてほしくない」朝倉未来、平本蓮に“私怨なし”と強調　“代理戦争”には気合十分「『RIZINを喰ってやろう』くらいの気持ちで……」

総合格闘家の朝倉未来が18日、自身のYouTube「ガチの朝倉未来」を更新。
大晦日大会「RIZIN DECADE」第2部で平本蓮と行う予定の“代理戦争”が組まれた経緯や、第2部では「ブラックローズ」軍とだけでなく、「RIZIN選手」との対抗戦もあることを明かした。

■「トップ層がRIZINに挑むかたちに」

平本と朝倉は22日16時に、新宿APEXIAで行われる会見に登壇し、第2部の出場者などを発表する予定だ。
朝倉は、自身のYouTube「ガチの朝倉未来」で“代理戦争”を組まれた経緯について、「平本蓮と朝倉未来の構図にしたほうが盛り上がると思って、たぶんRIZIN側が平本側にも頼んだ」と明かし、「平本も俺も、盛り上げるために協力した側で、めちゃめちゃ対立しているわけではない。別に平本に対してめっちゃ嫌いとかそういうのはないので、そこは勘違いしてほしくない」と胸中を語った。
第2部をプロデュースする朝倉は、自身がCEOを務める“1分間最強”決定戦「BreakingDown9（ブレイキングダウン）」などから選手を推薦し、大晦日RIZINの舞台で「ブラックローズ」軍や「RIZIN選手」との対抗戦をマッチメイクする。
すでに6試合が決まった第2部については、「『RIZINを喰ってやろう』くらいの気持ちで、僕ら行きます」と意気込みは十分。
6日に行われた「BreakingDown14」では、元UFC選手などプロ格闘家を倒す選手が現れるなど、ブレイキングダウン選手の活躍が光ったが、「めっちゃ楽しみだし、ついにここまで来たかと。RIZINに出れる選手が増えれば増えるほど、ブレイキングダウン選手も底上げされるし、それもいいなと思う」と回顧した。
第2部は「（ブレイキングダウンの）トップ層が、RIZINに挑むかたちになる」と、プロ選手へ挑む構図を強調。さらに、「記者会見もいつものRIZINの記者会見より数字が取れるだろう」と見通し、「結果的にはそこなんですよ。そこで興味を持った人や、ブレイキングダウン・ファンが、サトシvs.ケラモフとか、堀口恭司の試合を見たり……そういう試合を見て、さらにトップ層の格闘技に魅了されて、そこからUFCに興味を持って、となるわけですよ」と格闘技界の盛り上げに貢献できるとの考えを明かした。
そのため、「榊原社長は僕にお願いしてきて、それに平本も協力したかたち。（平本とは）お互いに格闘技界を盛り上げようとする気持ちがあると思う。社長も、ブレイキングダウンの選手たちも二つ返事でやると言ってくれたので、大晦日をみんなで盛り上げましょうということで」とまとめた。