齊藤京子、クリスマスや年末年始は「自宅にいることが多い」　縦型映画の魅力をアピール

【写真】ホワイトのドレスに身を包んだ齊藤京子

元日向坂46で俳優の齊藤京子でモデルで俳優の三吉彩花が12月19日、都内で行われた「TikTok TOHO Film Festival 2024」授賞式に、俳優のMEGUMI、映画監督の萩原健太郎氏、プロデューサーの岡村和佳菜氏、映画感想TikTokクリエイターのしんのすけ氏とともに出席した。

「TikTok TOHO Film Festival 2024」グランプリは『遊園人』

4回目の開催となる縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2024」。＜1本の投稿で完結された1分〜10分以内の縦型映画作品のみ＞が審査対象の条件となり、約400の応募作品の中から選ばれるグランプリ受賞者には、東宝プロデュースによる新作縦型映画の制作権が贈られる。

グランプリには、“一寸先はおじ”氏が手掛けたアニメーション作品『遊園人』が選出され、「TikTok TOHO Film Festival 2024」のアンバサダー兼審査員を務める三吉は「審査員のみなさまと悩みながらグランプリを決めさせていただいたんですけど、『遊園人』という作品は審査員全員が1票ずつ、満場一致で票を入れておりました」とコメント。

さらに、「個人的には、ここからさらに『遊園人』という作品のアニメーションもそうですし、ストーリーもそうですし、引き込まれる世界観の中で、“一寸先はおじ”さんが今後どのような別の作品を作られるのかとか、これからの未来をもっともっと見てみたいというところから選出させていただきました」と選出理由を明かした。

また、グランプリ受賞記念となる新作映画で主演を務める齊藤は、『遊園人』を見た感想を求められると「ひと目見たときに、絵のタッチの独特さに引き込まれました。そして衝撃的な結末であったり、現代人にとってはすごく考えさせられる内容だったなと思いました」と吐露し、新作は実写かアニメか未定だそうだが「“一寸先はおじ”さんの新作に出演させていただけるということで楽しみですし、(アニメーション作品なら)私自身、声のお仕事がとても大好きなので、非常に楽しみだなと思います」と期待に胸を躍らせた。

三吉彩花「いろんな可能性をすごく感じました」

そして、同映画祭に今後どんな可能性を感じているか聞かれた三吉は「縦型ということで気軽にいつでも見られますし、自分の好きな時間であったり、自分の好きなルーティーンで、たくさんの作品を一気に見られるよさも今回すごく感じて、個人的にはいろんな可能性をすごく感じました」と目を輝かせ、「ここからさらに世界に向けてもそうですし、日本からもすてきなクリエイターのみなさまが、すてきな作品を生み出していってもらえるんじゃないかなという希望がたくさん見えたので、今回の審査会も楽しくやらせていただきましたし、私自身も勉強させていただきました」と声を弾ませた。

なお、齊藤は普段からTikTokをよく見るそうで「撮影の合間とか、お家にいるときとか、いつでも見ているんですけど、これからの季節はクリスマスとか年末年始がありますが、私は自宅にいることが多いので、リビングとかゆったりとした時間で見たいなと思っています」とコメント。

同年代に縦型映画を勧めるとしたら、どのように勧めたいか追求されると「普段、使用されているスマートホンで、縦型で見ることができるので、みなさん馴染みもあると思いますし、いつでもどこでも見られるというのがとても魅力的だなと思います。縦型ならではの迫力があると思うので、ぜひおすすめしたいですね」とアピールした。

◆取材・文＝風間直人