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FPに聞く【お金】30代女子がやるといいマネー対策「確定申告の準備」「ポートフォリオの見直し」「移住支援金」

  • 2025.1.5

結婚や出産、転職などなど、ライフステージが目まぐるしく変化する30代。そんな変化とともにチェックしておくマネー対策をご紹介。

住宅を購入した人なら…

初年度なら確定申告の準備を!

住宅を購入したら、受けたいのが住宅ローン控除。ただ、2024年以降に新築された住宅については省エネ基準を満たさないと、控除の対象外となるので注意が必要です。また、住宅ローン控除を受けたい場合、初年度だけは確定申告が必要となるのでお忘れなく! 確定申告をやったことがない人は、年末のうちにネットや本などで情報を集めて、準備しておくと役立ちます。

投資をしている人なら…

年末にポートフォリオの見直しをするのが大原則! リバランスを行いましょう

投資を長期の積み立てでやっている人は年末にポートフォリオを見直して、投資先の割合が現状、どのようになっているのか確認を。市場の動きによって当初の割合からばらつきが出るので、増えた分を売って減った分を買って元に戻していく(=リバランスする)ことが大事。市場の動きはプロでも読めないもの。自分の予測や邪念を排除して淡々とリバランスしていくと、結果的に安定して増えやすい!

移住をした人なら…

国や自治体の移住支援金を取りこぼさないように!

過疎化が進んでいる地方では、多くの自治体で人を呼び込みたいと考えています。そのため、個別に準備金や謝礼を用意している自治体も多いので、自分が気になっている移住先があればしっかりリサーチを。内閣府による支援制度も。例えば、地方創生移住支援事業は、東京23区に在住または通勤する人が、東京圏外へ移住し、起業や就業を行う場合、都道府県や市町村が共同で交付金を支給します。対象者の条件を把握しておきましょう。

POINT!

来年の移住を考えているなら、年末のうちに具体的にやるべきことを書き出しておきましょう!

教えてくれたのは…大竹のり子先生
ファイナンシャルプランナー。女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」代表取締役。女性向けメディア、新聞、ラジオ、テレビでの監修、金融や女性活躍の促進について講演を行う。

監修/大竹のり子 イラスト/細田すみか 構成&文/弓削桃代
 

※InRed2024年11月号より。※情報は、2024年9月取材時のものです。状況によっては制度が変わっている可能性があります。ご了承ください。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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