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Fukase、佐藤健からのアクション指導に「もっといっちゃっていいの!?」『はたらく細胞』の超絶アクションを振り返り

  • 2024.12.20
Fukase、佐藤健からのアクション指導に「もっといっちゃっていいの!?」『はたらく細胞』の超絶アクションを振り返り
(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会

佐藤健&Fukaseによるアフタートーク映像が公開!

永野芽郁を赤血球役、佐藤健を白血球役でW主演に迎え、人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を日本映画最大のスケールで描く映画『はたらく細胞』。大ヒット公開中の本作より、白血球・佐藤健vs異常細胞・Fukase(SEKAI NO OWARI)によるアフタートーク映像を紹介する。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」。2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど、国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒットを記録した。

今回の映画化では、「はたらく細胞」に加え、原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」を原作に、シリーズ初となる“人間の世界”もあわせて描き、人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を日本映画最大のスケールで映像化している。

キャストはW主演の永野芽郁=赤血球、佐藤健=白血球(好中球)に加え、人間の親子役で芦田愛菜と阿部サダヲ。身体の中で“はたらく”細胞役に山本耕史=キラーT細胞、仲里依紗=NK細胞、松本若菜=マクロファージ、染谷将太=ヘルパーT細胞、深田恭子=肝細胞、板垣李光人=新米赤血球、加藤諒=先輩赤血球、マイカピュ=血小板。漆崎日胡憧れの先輩・武田新に加藤清史郎。

また、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌役に、片岡愛之助=肺炎球菌、新納慎也=化膿レンサ球菌、小沢真珠=黄色ブドウ球菌。さらに、細胞たち最強の敵に、Fukase(SEKAI NO OWARI)が決定した。

監督を務めるのは、『テルマエ・ロマエ』(12年)『翔んで埼玉』(19年)の武内英樹。アクション演出は『るろうに剣心』『幽☆遊☆白書』の大内貴仁。日本エンタメ界を代表するドリームチームが、誰も見たことのない独創的でユニークな世界を作り上げる。

12月13日より公開を迎えた本作は、13日~15日の初週3日間で動員61万1000人、興行収入8億4400万円を記録し、動員・興行収入共に初登場第1位を獲得。オープニングの興行収入成績としては、『キングダム 大将軍の帰還』『ラストマイル』に次いで2024年公開の実写邦画作品としては第3位の成績となり、最終興行収入50億円も視野に入る、メガヒットスタートを切った。

見どころ盛りだくさんの本作において、大きな話題を集めているのが、主人公の一人・白血球(好中球)を演じる佐藤健と、はたらく細胞たちの最大の敵となる【異常細胞】を演じるFukaseによる、超絶バトルシーンだ。SNSでは、2人のバトルアクションに熱狂する声が多数上がっている。今回紹介するのは、そんな佐藤とFukaseによる超絶バトルシーンの本編映像の一部や貴重なメイキング、そして2人が撮影を振り返るアフタートークを収録した特別映像だ。

赤血球(永野)や白血球(佐藤)ら細胞たちが日夜“はたらく”、高校生・漆崎日胡(芦田)の体内。体外からの侵入を狙う細菌たちのほか、ついには細胞たちの前に最大の脅威となる【異常細胞】(Fukase)が出現。白血球を「お兄ちゃん」と呼び、同じく真っ白な姿をしているが、その頬には不気味な血管のような模様が走り、禍々しいオーラを放っている。「かっこいい白血球になりたかったのに…!」と悲痛な叫びを上げるこの細胞は一体何者なのか? 細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける。

本映像では、絶叫しながら猛スピードで突撃し、白血球の攻撃を大跳躍でかわしながら反撃に転じるなど、戦闘力の高さを見せつける【異常細胞】のシーン映像も。そんな超絶アクションを披露したFukaseは、「人生史上最も速く動きました」と振り返り、対する佐藤も「すごく速く動いてたよ」と絶賛。

佐藤の本作アクションにかける熱意には並々ならぬものがあり、自ら『るろうに剣心』シリーズの大内貴仁に声をかけ、大内をアクション監督として共に超絶アクションを作り上げていったほど。目指したのは「細胞ならではのアクション」だといい、「普通の人間同士が戦うアクションをこの作品でやってもしょうがないと思っていたので、みんなでアイディアを出し合って、人体の中だからこそ表現できることをアクションシーンに詰め込みました」とこだわりを明かす。

映像にはワイヤーを駆使した本格的なアクションメイキングの数々も登場。佐藤とFukaseが全力でアクションに挑んでいたことが確認できる。

撮影現場では、佐藤がアクションの先輩として「もっと(全力)で来ていい」と声をかけ、思わずFukaseが「もっといっちゃっていいの!?」と聞き返すやりとりも。最初は戸惑っていたFukaseも佐藤の熱意に押され、最終的には「出来たんじゃないかな」と手応えを感じていたようだ。

中でも佐藤が見どころとして挙げているのが、異常細胞が白血球の首を絞めるシーン。「『全然遠慮しないで』っていう話をして、本当に僕がただただ首を絞められている10秒ぐらいがあるので、そこは注目して見て欲しいですね」と自信をのぞかせている。

また、異常細胞というキャラクターについて、演じたFukaseは「根っからの悪ではなく、自分の運命によって変わってしまった役だったので、悪役を演じるっていう気持ちは無くすようにしていた」と役作りについても言及している。

そんな異常細胞と真正面から対峙することになる白血球を演じた佐藤は、同情の気持ちがありつつも、白血球の仕事として倒さなければならないという葛藤について語り、「でも、派手なアクションの中に人間ドラマというか感情のやりとりがちゃんと映っているし、伝わる仕上がりになっていたのでそれはすごく嬉しかったですね」と感慨深げにコメント。佐藤が演者としてだけではなく自らもアクションの担い手として携わった、深いドラマ性を持った本作ならではのアクションシーンに期待が高まる。

『はたらく細胞』は現在公開中。

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