アリアナ・グランデ、『ウィキッド』の契約書をシンシア・エリヴォと確認「お互いの味方でありたかった」

アリアナ・グランデは、映画『ウィキッド ふたりの魔女』で共演したシンシア・エリヴォと同等に扱われるよう心を配ったそうだ。「私たちは、本当に人間らしくお互いを知ることができました。お互いを気遣い、何があっても正直であろうと約束したという話はよく耳にしますが、私たちほど忠実に実践した人はいないと思います」と全米映画俳優組合基金のイベントで語った。

『ウィキッド ふたりの魔女』は、小説『オズの魔女記』に登場する“悪い魔女”エルファバと“善い魔女”グリンダの知られざる友情を描いた人気ミュージカルを、ジョン・M・チュウ監督が映画化。2021年にキャストが発表されてから、2022年12月に撮影がスタートするまで、2人にはお互いを知る時間がたっぷりあった。契約書を受け取った際、アリアナはシンシアに連絡を取り、「団結して、一緒にこの困難を乗り越えよう」と契約書を一緒に確認することを提案したそうだ。「何か必要だったら、一緒に求めることが大切でした。お互いの味方でありたかった」

「あなたの問題は私の問題でもあり、私の問題はあなたの問題でもある」、そんな関係が必要だと思ったという。最近、アリアナとシンシアの出演料に大きな差があるとの噂が浮上したが、ユニバーサル・ピクチャーズの広報担当者が2人の出演料が同額だったことを正式に発表している。

2人はプロモーション中も、インタビューなどでお互いを支え合う様子を見せているが、実際はもっと深く助け合っており、アリアナはそんな関係を誇りに思うと語る。「私たちがどれほど深くお互いをサポートしていたか、表現するのは不可能です。撮影が始まるずっと前から関係を築きました。とても重要なことだったと思います。お互いを労わることができたのは、私が最も誇らしく思っていることの一つ。本当にありがたく思っています」

Text: Tae Terai

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