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【MLB】ジャッジが大谷翔平らライバルを退けた理由 米老舗誌の年間MVPに選出、圧巻の9部門メジャー首位で「オオタニやウィットに差をつけた」

  • 2024.12.19
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images
SPREAD : ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images

ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手は18日(日本時間19日)、米老舗スポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』による2024年シーズンのMLB年間最優秀選手に輝いた。同メディアが今季の活躍について振り返り、その働きぶりを称賛している。

■三冠王逃すもヤ軍をリーグ制覇に導く

ジャッジは2024年シーズンで158試合に出場し、打率.322、58本塁打、144打点を記録。三冠王こそ逃したものの、ホームランと打点の二冠に輝き、OPSでも両リーグトップの「1.159」を記録するなど華々しい活躍を披露した。
『スポーツイラストレイテッド』の記事内ではナ・リーグで二冠に輝き、「50-50(50本塁打50盗塁)」を達成したドジャースの大谷翔平投手と、打率.332でア・リーグ首位打者を獲得し、32本塁打、109打点をマークしたロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手というライバルと比較。「オオタニは守備をせずにOPSでは0.123ポイント差をつけられた。ウィットは、長打率でジャッジに0.113ポイント差をつけられ、出塁回数も46回少なかった」とそれぞれの数字でジャッジが上回ったと優位性に言及している。
今季のジャッジは本塁打、打点、OPS、出塁率、長打率など計9部門でメジャー全体トップと圧巻の数字を残しており、「彼はオオタニやウィットに差をつけており、SIの最優秀選手に選ばれた。彼のシーズンをよりよく評価するためには、野球界における歴史全体と比較する必要がある」と歴代のMLB選手のなかでもハイレベルな成績であったとつづっている。
2022年の62本塁打に匹敵する数字を残し、ヤンキースのリーグ制覇に貢献したジャッジ。リーグ公式では大谷とともに満票MVPに輝いた32歳のスラッガーが改めてその凄みを見せつけたシーズンとなった。

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