1. トップ
  2. レシピ
  3. え、あずきバーで煮物作る!?【Xで6万いいね】の「いとこ煮」作ってみた!ズボラさんでも失敗知らず

え、あずきバーで煮物作る!?【Xで6万いいね】の「いとこ煮」作ってみた!ズボラさんでも失敗知らず

  • 2024.12.26

あずきバーとかぼちゃを鍋に入れるだけで「いとこ煮」ができるとXで話題になっているらしいんです。こぷち(@mogmog11032)さんがXでポストしているレシピで、なんと6万も“いいね”がついているんですって!時間と手間をかけてコトコト煮る“いとこ煮”が、こんなにラクチンでできるなんて夢のよう♡それではさっそく作っていきましょう♪

Xで6万いいね!あずきバーとかぼちゃで簡単「いとこ煮」

Xではこぷち(@mogmog11032)さんの、あずきバーとかぼちゃで「いとこ煮」を作った、というポストが話題を呼んでいます。
「えっ、あずきバーで煮物?」と驚く人も多く、シンプルなのにおいしさがギュッと詰まったこのレシピは、6万いいね!を集めていましたよ。

こぷちさん自身も、「テキトーに作ってもおいしくできちゃう、ごめん」とコメントしており、失敗知らずで簡単に作れるとのこと。まさにズボラな日でもササッとできる救世主レシピです。

コメント欄では「これもうTVに出る人気研究家が作りそうなアレンジじゃん!天才かよ!」という声もありました。気軽に作れる「いとこ煮」とはどんな味わいなのでしょうか?

と、ここで…。「いとこ煮」について調べてみました。「いとこ煮」とは、主に野菜や豆類で作る煮物のことであるそう。
正月やお盆、その他祝いの席でお供えした野菜や豆を、行事の後に煮て食べたことがはじまりだといわれており、その名の由来には諸説あるそうですが、“野菜別にめいめいに煮る”から“姪々”とかけ、姪同士はいとこであるからという説が。また、“野菜を追々煮る”から“甥々”で甥同士はいとこであるからという説も。野菜や豆は畑でとれるもので、いとこのようなものだからという説もあるのだとか。「かぼちゃのいとこ煮」は、風邪をひかずに冬を乗りきるための茨城県の郷土料理として親しまれてきたそう(茨城県のほかに、富山県や滋賀県、山口県などでも、郷土料理として「いとこ煮」が作られてきたそうです)。さらに、あずきの赤は邪気を払うといわれ、縁起の良いかぼちゃとあずきで作る「かぼちゃのいとこ煮」が食べられるようになったそうです。
冬の料理ってわけですね。

栄養価の高いかぼちゃとあずきを煮て、さっそく作っていきましょう!

あずきバーとかぼちゃで作る「いとこ煮」の材料と作り方

【材料】(4人分)
かぼちゃ…1/4個(300〜350gほど)

[A]
水…200ml
あずきバー…2本
砂糖…大さじ2
塩…ひとつまみ

【作り方】
1. かぼちゃの種とワタを取り除き、4cmほどの大きさに切る。

かぼちゃは固いので、切るときは気をつけてくださいね〜!

2. 鍋にかぼちゃの皮を下にして入れ、[A]を加えて落としブタをする。弱火〜中火で、汁気がなくなるまで15〜20分ほど煮る。

5分ほど経つとあずきバーが柔らかくなるので、棒を取り除きます。時々、汁がなくなったりかぼちゃが焦げたりしていないか、確認してくださいね。

ほっくり優しいかぼちゃとあずきの甘味に癒されます♡

さあ、器に盛り付けたら完成です!

ひと口食べてみると、…あれ?ちょっと甘さが強いかも。砂糖の甘味が舌に残り、かぼちゃの風味は少し弱めです。砂糖が多かったのでしょうか?

少し時間が経って粗熱がとれたころに、もう一度いただきましょう。

おおっ、不思議!砂糖の風味がかぼちゃに溶け込み、先ほどの強い甘味ではなくなりました。それどころか、あずきのやさしい甘さとかぼちゃの素朴な味わいが調和して、とってもおいしい♡

かぼちゃの煮物は崩れやすいのが難点ですが、落としブタをして放っておくだけなので、煮崩れの心配がないのがうれしいですね〜。20分火にかけておくだけで、箸でスッと切れるほど柔らかくなりましたよ。

こんなにおいしい「いとこ煮」が、あずきバーとかぼちゃだけで作れるなんて驚きです。材料を全部鍋に入れて20分火にかけるだけで完成なんて、とってもラクチンです♪これは、わが家の冬の定番常備菜になりそう♡ 寒い日にぴったりの、心も体も温まる「あずきバーで作るいとこ煮」をぜひお試しください!

参考WEB:
農林水産省:うちの郷土料理

元記事で読む
の記事をもっとみる