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大藤沙月、世界ランク「125位→8位」に急上昇の20歳にWTTが賛辞 守から攻へスタイル変更で「驚異的な活躍は世界に衝撃を与えた」

  • 2024.12.19
大藤沙月(C)WTT
SPREAD : 大藤沙月(C)WTT

卓球女子の大藤沙月は今季国際大会に本格参戦すると、各大会で好成績を収めて世界ランキングを上昇させた。17日に最新のランクを発表したWTTは、今季飛躍を果たした20歳を注目選手として取り上げている。

■仏では張本美和ら日本勢3人撃破

大藤は昨年10月から坂本竜介コーチに指導を仰ぎ、守から攻へとスタイル変更。WTTシリーズに参戦すると、4月からWTTフィーダーシリーズのシングルスで4度、WTTコンテンダーシリーズでも優勝するなど、4月時点で125位だったランキングを上げていく。
大きな飛躍となったのが10月の「WTTチャンピオンズモンペリエ」で、早田ひな(日本生命)の代替選手として出場した大会で平野美宇(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)という五輪メダル経験のある日本選手を次々と撃破。そして決勝では、最大の成長株である張本美和(木下グループ)にも4-2で競り勝ちタイトル奪取し、11月の「WTTファイナルズ福岡」にも出場を果たした。
WTTは今季飛躍のシーズンを過ごした大藤に対して、「サツキ・オオドウの驚異的な活躍は世界に衝撃を与え、ランク外から世界8位まで上り詰めた」と称賛。「WTTチャンピオンズモンペリエで認知度を大幅に高め、予想を覆してトロフィーを獲得した」と10月の活躍で一気にブレイクを果たしたことを記している。
大藤は層が厚い日本女子のなかでも6位の早田、7位の張本美に続く3番手に浮上し、激しい争いの中に割って入っている。2025年は1月に全日本選手権、5月には世界卓球個人戦なども控えるなか、今季のブレイクで一躍注目選手となった20歳がさらなる成長曲線を描くのか。

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