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塩振って焼いた「手羽先のコク旨スープ」と「白粥」を一緒に炊いて♡【シェフ脇屋の絶品鶏がゆ】作ろう!

  • 2024.12.19

忘年会や新年会など、暴飲暴食の機会が増える年末年始。ご馳走を毎回おいしく食べるためにも、胃腸の休息は必要ですよね。YouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、そんなときにぴったりなお粥レシピを紹介していました。手羽先とお米だけで作る、超シンプルな「絶品スープの鶏がゆ」。鍋でふっくら炊いた白粥を、手羽先を煮込んだ鶏の旨味たっぷりのスープと合わせて作るそうですよ♪


脇屋友詞シェフの胃腸にやさしい絶品お粥レシピ♪

東京・赤坂にある中国料理店「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフで、上海料理の伝統を軸にした体にやさしい料理が人気の脇屋友詞シェフ。そんな脇屋シェフのYouTubeチャンネルが、『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』です。プロの味を家庭で手軽に再現出来るレシピや、家庭料理をグレードアップするコツを紹介していますよ。

本日はその中から「絶品スープの鶏がゆ」を作ります。鍋で基本となる白粥を作り、別鍋で作った手羽先を煮込んだ鶏スープと混ぜ合わせるのだとか。ほぐした手羽先が具になるので、スープと具が一度に出来ちゃうわけです。

ちなみに、白粥を多めに作って小分けに冷凍しておけば、お好みのスープやだしでのばして、いつでもお店のような、本格的なお粥を楽しめるそう。

では、作ってみましょう。

プロ直伝「絶品スープの鶏がゆ」の材料と作り方



【材料】4人分くらい

◆白粥
米…200g
水…1.5L

◆鶏スープ
鶏手羽先…5本
「マルホン太白胡麻油」…大さじ1と1/2
酒…大さじ2
水…500ml
塩…少々

◆仕上げ
塩…適量
こしょう…適量

「マルホン太白胡麻油」は、脇屋シェフがよく使う油。ゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味が特徴のゴマ油です。

下準備として、米は洗って30分浸水させておきます。

【作り方】
1.  白粥を作ります。

鍋に水を入れて沸かし、沸騰したら、30分浸水して水気を切った米を投入します。





フタをして、時々かき混ぜながら中火で20分炊けば、白粥の出来上がり。



炊いている途中、何度も吹きこぼれそうになるので、火のそばにいた方がいいと思います。

出来上がった白粥はこんな感じ。お米がふっくらしていておいしそう♪



2. 手羽先は皮目を下にしてフライパンに入れ、塩を振って焼きます。手羽先からだしが出やすくなるよう、手羽の先の部分をキッチンばさみで切るといいそうです。



こんがり焼き色がついたら、ゴマ油、酒、水を加え、フタをして20分炊きます。火加減は言っていなかったので、弱めの中火にしました。





20分炊くと、こんな感じ。少し白濁しています。



3. 手羽先を取り出し、骨から身を外します。



鶏肉もふっくらと火が通っています。鶏肉は熱々なので、ほぐすときは火傷にご注意を。少し冷めてからほぐす方がいいと思います。

4. 手羽先で作った鶏スープに、白粥を半分ほど入れて火にかけ、好みのやわらかさにのばします。火加減は弱めの中火にしました。

このレシピでは、白粥は半分ほどしか使いません。残したくない方は、白粥の分量を半分にして作るといいかも。

5. 43を加え、塩とこしょうで味を調えます。器によそったら、出来上がり。今回は、彩りに青ねぎ(分量外)の小口切りを散らしました。



調理時間は、米の浸水時間を除いて、30分。白粥を炊いている間に手羽先のスープを作れば、効率的かなと思います。


では、いただきます!



おいしっ。

お米がふっくらやわらかくて、鶏からおいしいだしが出ています。味付けは塩とこしょうだけですが、旨味があって、奥深い味わいです。



夫は、「中華っぽい味がする」と言っていました。おそらく、コク旨な手羽先のスープがそう感じさせるのかなと思います。塩を振った手羽先を焼いて、20分煮込むだけでこんなにおいしいスープになるとは、びっくりです。



鶏肉もふっくらやわらかくて、美味。塩を振って焼いたので、下味もしっかりついているし、塩によって旨味も引き出されています。

彩りに散らした、青ねぎの仕事ぶりも◎。青ねぎの風味がいいアクセントになって、味に変化をつけてくれます。パクチーやおろししょうがをのせてもおいしいとのこと。ここら辺は、お好みで。



今回残った白粥は、スープなどではのばさず、レンチンして、パラリと塩を振って食べました。ふっくらして、お米のやさしい甘味も感じられ、とってもおいしかったです。水と一緒に20分炊いただけなのに、こんなにおいしいとは…不思議。

脇屋友詞シェフの「絶品スープの鶏がゆ」は、お米と鶏の手羽先というシンプルな材料で作るレシピ。素材の旨味を生かしたやさしい味わいのお粥でしたよ。胃腸が疲れているときだけでなく、胃腸が元気なときにも食べたくなるおいしさです。作ってみてはいかがでしょう。

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