【南区警弥郷】優しい豚骨ラーメンとふわトロかつ丼を元気なお母さん食堂で

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 今回は、福岡市南区警弥郷にある「よっちゃん食堂」を紹介します。 バス通り沿いとは言え、”知る人ぞ知る” 昔からの地元に愛される食堂です。

映画のセットのような郷愁の漂う外観に誘われて

博多南駅から大橋に向かう道沿いにある「よっちゃん食堂」は、Ｙ字路の中心に位置しています。 白い建物、赤い暖簾ですぐに分かります。あとで気付きましたが、看板に全メニューが掲載されているとても分かり易いお店です。 右側の側道を進んだ先に、２台分の駐車場が用意されています。満車の場合には、警弥郷の交差点近くのコインパーキングにも駐車可能です。

店内はＬ字型のカウンターに７席、奥にテーブル１卓で４席あります。 とても清掃が行き届いています。

店内に掲示されたメニューです。 チャンポン、皿うどん、ラーメンの麺類の他に、カツ丼、親子丼などのどんぶり物、単品のおかずなど豊富なメニューです。チキンライスは興味深いラインナップです。

先ずはカツ丼で腹ごしらえ

先ずは、カツ丼で小腹を満たします。 熱々ご飯の上に、玉子とじしたトンカツがバランスよく盛られています。 玉子のトロトロ加減が最高です。

甘い煮汁でしっとりした白米、ふわトロ玉子でコーティングされたトンカツは口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。 小腹を満たすには十分なボリュームです。

〆のラーメンはあっさり味でお腹に優しいデザート感覚

味噌汁は別メニューの設定だったので、今回はデザートを兼ねてラーメンを実食しました。 細麺にチャーシュー、胡麻、ネギが載ったシンプルなラーメンです。

ここ「よっちゃん食堂」のラーメンは、”あっさり豚骨醤油ラーメン” です。 あっさりしているけど、コクと旨味が凝縮されたとても美味しいスープに、細麺がしっかり絡んだ一品です。 小ぶりとはいえ、チャーシューが３枚も載っていて、とても満足なデザートでした。

店主は元気いっぱいのお母さん 今日もワンオペで大ハッスル！

「よっちゃん食堂」の店主、一代さんです。 店名はご主人のファーストネームから付けたそうで、ご主人が旅立たれてから３０年間は跡を継いでお店の味を守られています。 ３年前までは原付バイクで近隣へ出前もしていたとのこと。とにかく元気で明るい ”昭和のお姉さま” です。 来年が７回目の年女と伺い驚きです！

どのメニューも無駄な動きなくスピーディーに調理されています。 経験年数は長いけど、ラーメンスープは難しい‥と、毎日毎日、苦心しているとのこと。 今日は最高の仕上がり‥だと思いました。

余生を活き活き‥を紹介する新聞で、特集「現役バリバリです！」ではトップで紹介されていたと、掲載記事を見せて頂きました。

タクシードライバーの常連さんから贈られたお店の絵。とてもリアルに表現されています。 その他、壁にはお客さんから贈られた書や、写真が飾られています。 多くの方から愛されているお店であることが分かります。

「よっちゃん食堂」は、昭和の懐かしい雰囲気で、優しい味付けのメニュー、店主の一代さんとのお喋りが楽しめるお店です。 出来れば、混雑する時間帯を避けたところでゆったりと過ごすことをお勧めします。