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【12月19日の花】クリスマスローズ 冬の花屋さんを美しく彩る清楚な花

  • 2024.12.19

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


12月19日の花は「クリスマスローズ」

花の少ない冬から春先にかけて咲いてくれるクリスマスローズ。

うつむいて咲く姿がなんとも清楚で、ガーデニングで大変な人気があります。

明治期に日本に渡来し、華美でない花色と奥ゆかしい花姿は茶花としてもてはやされました。

150年以上もの間、日本人の心をつかんで離さない魅力的な花と言えるでしょう。

最近では、切り花としても出回るようになり、冬の花屋さんの店頭を美しく彩ってくれています。

花に見える部分はガクの一部なのでとても長持ちします。

中心の部分にしべがついていて花が開いている状態のものと、しべがとれて流線形のタネができている状態のもの、両方ありますが、タネができている状態のもののほうが扱いが簡単です。より長持ちもしますので、初心者におすすめです。

大きめの花器にゆったりと生けて、うつむく姿を楽しみましょう。

【クリスマスローズの花言葉】私を忘れないで、不安を取り除いてください、スキャンダル、いたわり、私の心を慰めて
【クリスマスローズが誕生花の人】2月13日、12月19日、12月20日、12月24日、12月26日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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