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我が子のスマホは大丈夫? 政府が勧める3つのフィルタリングとは

  • 2024.12.21

今や、日常生活を送る上で欠かせないインターネット。

特にスマホは、連絡を取るためだけではなく、目的地を調べたり、ゲームをしたりなど、さまざまな場面で使われています。

生まれた時からスマホが身近にある世代では、幼い頃から1人で使うこともあるようです。

子供のスマホ、本当に安全?

便利な機能がたくさんある一方で、危険に巻き込まれる可能性もはらんでいる、スマホ。

実際、2024年12月現在、判断力が未熟な子供がトラブルや犯罪に巻き込まれたというニュースは数多く報道されています。

※写真はイメージ

スマホは、家族や友人だけではなく、SNSなどを通じて面識のない人ともつながることが可能。

家庭や学校で、ルールを決めたり、使い方を教えたりしていても、すべてのトラブルを未然に防ぐことは難しいでしょう。

そのため、子供のスマホには『フィルタリング』を付けることが勧められているのです。

フィルタリングの3つのポイント

フィルタリングとは、一定の基準に基づいて、インターネット上にある、子供に有害な情報を閲覧できなくするプログラムやサービスのことです。

スマホやタブレット端末などに対応した、さまざまなフィルタリングが無料で提供されているほか、高機能な有料のサービスもあります。

これらの機能は、スマホが普及する前の、フィーチャーフォン(通称:ガラケー)の時代からサービスとしてあったため、知っている人も多いでしょう。

しかし、スマホの場合、ガラケーよりもフィルタリングに留意しなければならないのです。

内閣府大臣官房政府広報室は、ウェブサイト『政府広報オンライン』で、スマホに必要な3つのフィルタリングについて、以下のように解説しています。

フィルタリングの設定において注意すべきことは、スマホの場合には、携帯電話回線用のフィルタリングに加え、無線LAN回線用のフィルタリング、アプリ用のフィルタリングの三つのフィルタリングが必要であることです。従来型の携帯電話の場合、携帯電話回線用のフィルタリングのみで十分ですが、スマホの場合にはそれでは不十分であり、フィルタリングが有効に機能しません。政府オンライン

ガラケーの場合、携帯電話回線用のみで十分ですが、スマホの場合にはそれでは不十分であり、フィルタリングが有効に機能しないとのこと。

子供に限らず、スマホを持っている人は、自宅ではWi-Fi環境でインターネットを使っていたり、電話よりもアプリを通じたやり取りが主流になっていたりします。

そのため、携帯電話回線用のフィルタリングだけでは、子供が有害なサイトにアクセスすることを防げないのです。

我が子のスマホが、3つのフィルタリングを利用しているか分からないという場合は、契約している携帯会社に問い合わせて確認してみてください。

スマホのトラブルは、未然に防ごう

夏休みや冬休みなどの長期休暇の時は、子供がスマホにふれる時間が増え、そのぶん犯罪に巻き込まれる危険も上がります。

子供を危険から守るために、休暇よりも前にフィルタリングを見直してみましょう。

[文・構成/grape編集部]

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