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死に至る病と闘い続けた偉人・笠原良策とは? 松坂桃李主演『雪の花』、特別映像公開

  • 2024.12.18
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映画『雪の花 ―ともに在りて―』1分でわかる!笠原良策とは? 特別映像サムネイル (C)2025映画「雪の花」製作委員会

松坂桃李が主演を務め、芳根京子、役所広司が共演する映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、松坂演じる、死に至る病と闘い続けた実在の偉人・笠原良策を解説する特別映像が解禁された。

【動画】映画『雪の花 ―ともに在りて―』1分でわかる!笠原良策とは?特別映像

吉村昭の小説『雪の花』を小泉堯史監督が実写化する本作は、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の実話を描く本格時代劇。

江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われていることを知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、さまざまな困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか―?

笠原良策役には松坂桃李。使命感にあふれる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品を牽引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役を役所広司が演じる。

長い歴史の中で偉業を成し遂げた人物は数知れず、誰もが聞いたことがある名もあれば、まだ世の中に浸透していない名もある。本作の主人公・笠原良策(松坂桃李)もその1人。この度、知られざる偉人にして、福井藩の名も無き町医者だった笠原良策の功績を1分にまとめた特別映像が解禁。

「江戸時代末期。治療法のない病として多くの人の命を奪った天然痘。そこで立ち上がったひとりの男がいた。福井藩の町医者、笠原良策。彼が生涯をかけた天然痘との戦いは、現代の感染症医療へと続く」というナレーションから始まる。

良策は当時最先端だった蘭方医学をいち早く取り入れ、当時の予防接種“種痘”という方法に辿り着く。しかし、種痘の苗は海外から取り寄せるため、幕府の許諾が必要だった。歩くしか移動手段がない時代の命がけの苗の運搬、いわれのない偏見や妨害、さまざまな困難が良策の前に立ちはだかる。そんな良策を支えるのが、師匠の蘭方医・日野鼎哉と妻・千穂の存在。果たして彼らは、種痘を広め、人々を不治の病から救うことができるのか―。

現代では当たり前のように存在する予防接種という医療を普及させ、多くの人命を救うだけでなく、国外の医学を積極的に取り入れた良策の功績はあまりにも大きい。彼がこの偉業を成し遂げることができたのは、人と人との繋がりや、誰かを想う心、そして絶対に諦めないという信念があってこそ。良策の行動は今もなお、コロナ禍を経験した現代を生きる者たちの心を動かし続けている。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』は、2025年1月24日より全国公開。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』1分でわかる!笠原良策とは?特別映像

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