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ミステリーの帝王・船越英一郎、上川隆也主演ドラマ『問題物件』参戦決定 浜野謙太&本多力も出演へ

  • 2024.12.18
ドラマ『問題物件』に出演する(左)船越英一郎、(右上から)浜野謙太、本多力 (C)フジテレビ width=
ドラマ『問題物件』に出演する(左)船越英一郎、(右上から)浜野謙太、本多力 (C)フジテレビ

上川隆也が主演する2025年1月15日スタートのドラマ『問題物件』(フジテレビ系/毎週水曜22時放送)に、船越英一郎・浜野謙太・本多力の出演が決定した。

【写真】ミステリーの帝王こと船越英一郎が不動産ミステリー参戦!

本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

原作は、今年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本などを手がける作家・大倉崇裕の小説『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで映像化する。誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマだ。

船越英一郎が演じるのは、若宮恵美子(わかみや・えみこ/内田理央)と大島雅弘(おおしま・まさひろ/宮世琉弥)が勤務する不動産会社の社長・大島高丸(おおしま・たかまる)。亡くなった前社長の弟で、雅弘の叔父にあたる。人情派だった前社長(兄)とは考え方が違い、かなりの効率主義者。生前、ぶつかることも多かった。前社長の死後、社長となった今、会社の業績も上がり自信に満ちあふれている。雅弘とは身内ではあるがつかず離れずの関係。雅弘の愛犬・犬太(いぬた)は高丸にはほえる。販売特別室は高丸の鶴の一声で発足した部署。その目的は謎に包まれており…。

船越は、山村美紗サスペンスシリーズや西村京太郎サスペンスシリーズなどの2時間ドラマやサスペンスドラマには欠かせない存在。云わずと知れた“2時間ドラマの帝王”だ。本作出演が決まった時の気持ちを問われると「僕が愛してやまないサスペンスコメディーとあって心が躍りました。サスペンスコメディーは大変難易度の高いジャンルだと思っておりますが、この令和にチャレンジするということにワクワクしておりますし、参加できることを大変うれしく思います」とコメントを寄せた。

浜野謙太が演じるのは、犬頭とは互いに顔見知りの関係である探偵・有村次郎(ありむら・じろう)。元刑事で、警察を辞めるまでは刑事課で働いており、犬頭と恵美子が最初に向き合う事件の捜査を担当していた。ある日突然、犬頭に呼び出されたと思ったら、“俺たち3人はワンチーム”だと言われ、事件解決の手がかり探しに巻き込まれていく。犬頭とは刑事時代からの知り合い。刑事の仕事をしながらも探偵に憧れており、念願かなって探偵事務所を営んでいる。

7人組バンド・在日ファンクでボーカルを務める傍ら、ドラマ・映画・CMなど、ジャンルを問わず活躍する浜野。2010年のドラマ『モテキ』、2011年公開の映画『婚前特急』への出演をきっかけに、ドラマ、映画など数々の話題作に出演。台本を読んだ感想について「不思議だし、不気味だし、登場人物たちの何とも言えない自分よがりな空気感が大好きです。そんな中、本当に言いたいことを不意に恵美子さんにポロッと言わせる感じが、芯があってたまらないです。せりふのやりとりが割と長い印象ですが、空気感を大事に楽しめたらなと思います」と意気込んだ。

本多力が演じるのは、恵美子の上司で販売特別室・室長代理の片山芳光(かたやま・よしみつ)。室長の雅弘(宮世)に代わり、営業部から異動してきた恵美子に業務の説明をするが、営業企画部と兼業していて多忙を極めるため、自分は現場へは向かわない。心霊現象全般が苦手な恵美子に最初の任務として「借りたら必ず死ぬ部屋」に関するクレーム処理を担当させる。恐怖心から拒否する恵美子に「この仕事で結果を出せば、希望の宣伝部へ異動できる可能性もある」とささやき、働かせている。雅弘の愛犬・犬太は片山にも威嚇する…。

本多は、映画・ドラマなど、多方面で活躍する個性派俳優として重要され、近年では、ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)、大河ドラマ『光る君へ』(NHK)など、話題作への出演が絶えない。「1話完結で見やすいですし、しっかりミステリーだし、かといって怖すぎたりはしない…登場人物もみんなすてきだし、会話もおもしろいし、さらに毎回ちょっと勉強にもなるしで、週の真ん中に観るのにぴったりなドラマになってると思います。ぜひお楽しみください!!」と視聴者へメッセージを寄せた。

ドラマ『問題物件』は、フジテレビ系にて2025年1月15日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。

※船越英一郎・浜野謙太・本多力のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

◆船越英一郎

――本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「僕が愛してやまないサスペンスコメディーとあって心が躍りました。サスペンスコメディーは大変難易度の高いジャンルだと思っておりますが、この令和にチャレンジするということにワクワクしておりますし、参加できることを大変うれしく思います」

――台本を読まれた感想も伺えますでしょうか。

「最初から最後まで一気に、立て板に水のごとくお話が転がっていく感じが非常に面白かったです。リズムもよくテンポ感もあって。さらにせりふがおしゃれなんですよね。次は一体どこに転がっていくんだ、どこに向かっていくんだ…そういう期待感が膨らんで、心躍る脚本でした」

――演じる大島高丸の印象を教えてください。

「謎の男です(笑)。今の段階ではそれしかいいようがないかもしれません(笑)。ある意味で、この物語のキーマンになってくると思います。視聴者の皆様には、いろんな考察をしていただけるような含みの多い役柄・役回りなのかなと思っております。“こいつはいったい何者なんだろう”と考えながら、楽しんでもらえればと思います」

――上川隆也さんとは2017年放送『テミスの剣』以来のご共演になります。

「バラエティー番組ではお会いしておりましたが、ドラマでの共演はそんなに久しぶりになりますか。綿密に真摯(しんし)に役をつくっていかれる方ですよね。今回は、ライトな上川くんが見られると思いますのでとても楽しみです。主人公なのに何者か全く分からない…主人公自体がミステリーというキャラクターを、どのようにコメディー色をまぶして軽やかに・伸びやかに演じていくのか、楽しみですね。僕が演じる高丸ともどう絡んでいくのか、僕自身も楽しみでございます」

――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

「1話完結で、老若男女が楽しめるようなストーリーになっております。各話で起こる事件の謎を考察していただきながら、それぞれのキャラクターに巻き起こる縦糸の謎にもチャレンジしてもらえる作品です。このドラマは一体どんなカテゴリーのどんなジャンルのドラマになっていくのか…最後まで楽しみながら、謎を解いていただけたらと思っています」

◆浜野謙太

――本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「まず、共演経験のある、船越さんや宮世くん、本多さんや、だーりおさん(内田)など大好きな俳優さんたちと再共演できるのがうれしくて、仲間に入れてもらえたことにニヤニヤが止まりません」

――台本や原作を読まれた印象を伺えますでしょうか。

「不思議だし、不気味だし、登場人物たちの何とも言えない自分よがりな空気感が大好きです。そんな中、本当に言いたいことを不意に恵美子さんにポロッと言わせる感じが、芯があってたまらないです。せりふのやりとりが割と長い印象ですが、空気感を大事に楽しめたらなと思います」

――演じる有村次郎の印象や、演じる上で大事にしたいところを教えてください。

「自分がやっているバンドや、音楽の現場でよくあるんですが、目立った登場で聴衆を引きつけて期待をあおるが、思いの外押しが弱くて、結局別のアーティストに豪快に食われるみたいになりがちで。有村は今回そういうやつだと思います。物語の本筋と関係ない記憶を残せたらなと思います」

――上川さんとは初共演となりますが、印象や共演する上での楽しみなことはありますでしょうか。

「子どものころ母親とともにテレビの中の上川さんをキャーキャー応援していたので、うれしくて変なテンションになりそうです。うれションしないように気をつけます。僕にとっては彼が“坂本龍馬”でドキドキしていたのを覚えています。とにかく胸をお借りして精一杯頑張ろうと思います」

――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

「不思議な登場人物や、不思議な世界観の登場人物が、物件にまつわる不気味な出来事を科学的に解き明かすという、現実と非現実を行き来するすてきなドラマになりそうです。一視聴者として楽しみですが、僕も不思議な1人を精一杯やらせてもらおうと思うのでみなさんお楽しみください!」

◆本多力

――本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「紙谷監督はじめ、ご一緒したことのあるスタッフさんがたくさんいるチームに呼んでいただいたのがとてもうれしかったです。そして大学時代からの知り合いであるプロデューサーの貸川さんとご一緒出来るのが、自分的にとても感慨深いです。少しでも作品のおもしろさに貢献できるように頑張りたいと思います」

――台本や原作を読まれた印象を伺えますでしょうか。

「特に突拍子もない変な間取りとかではない、いわゆる普通の物件たちでさまざまな問題が起こるのが新鮮でした。そして思いもよらない問題の解決の仕方に毎回驚いています」

――演じる片山芳光の印象や、演じる上で大事にしたいところを教えてください。

「上司には絶対服従、部下には態度がデカいという、なんだかなぁなキャラクターなのですが、台本を読み進めるうちに、人によってのその態度の変わり方が、哀しくもあるけどとても“人間だなぁ”と思うようになりました。ですのでその“人間だなぁ”を色濃く感じてもらえるように演じられればと思っています」

――上川さんとは初共演となりますが、印象や共演する上での楽しみなことはありますでしょうか。

「上川さんとはまだ同じシーンはなく、現場でご挨拶(あいさつ)しかできていないのですが、むちゃくちゃきさくで、にじみ出るいい人オーラに安心感しかなかったので、少しでも長く一緒の時間を過ごして、いい空気をもらって家に持って帰りたいです」

――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

「1話完結で見やすいですし、しっかりミステリーだし、かといって怖すぎたりはしない…登場人物もみんなすてきだし、会話もおもしろいし、さらに毎回ちょっと勉強にもなるしで、週の真ん中に観るのにぴったりなドラマになってると思います。ぜひお楽しみください!!」

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