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駅伝の魅力とは? 「ナイキ」ランニング メディア キャンプに参加したエディターが現地の様子をレポート

  • 2024.12.18

2024年11月、軽井沢の紅葉が鮮やかに彩る中で開催された“ナイキ ランニング メディア キャンプ”。毎年進化を続けるこの特別なキャンプが今年も開催され、プロダクト プレゼンテーションからアスリート トークセッション、さらにはミニ駅伝まで、多彩なプログラムが実施された。今回はエディターAKIがキャンプに初参加! 初めて挑戦したミニ駅伝では、ただ走るだけではないその奥深い魅力に気づかされることに。2日間のイベントの様子をレポート。

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DAY1:今回の舞台である軽井沢に到着!

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今回宿泊したのは、大自然に囲まれた軽井沢にある“SHISHI-IWA-HOUSE KARUIZAWA”。世界的な建築家の坂茂氏が手掛けた施設で、洗練された雰囲気ながらも木材建築ならではのあたたかみを感じられる。まるで森の中で深呼吸しているような感覚。都会の喧騒を完全に忘れて、体も心もリセットされる場所だ。都会の喧騒を忘れてスポーツに向き合うためにぴったり!

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プロダクト プレゼンテーションで「EKIDEN PACK」への理解を深める

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まずは先日の発表会でお披露目された新作「EKIDEN PACK」のプレゼンテーションに参加。「EKIDEN PACK」は毎年駅伝からインスピレーションを得たデザインを取り入れており、今回の新作は駅伝が誕生して間もない頃に、夜道を走るランナーのために道を照らしていた松明の炎がインスピレーション源に。やる気がみなぎるファイヤーパターンのグラフィックが印象的だ。

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今回のメディアキャンプでは、様々な記録を打ち立ててきたレース用シューズ“ナイキ アルファフライ 3”と、“ナイキ ヴェイパーフライ 3”のいずれかを履いて駅伝を体験することに。なお、コレクションではこのほか、部活生のための“ナイキ ライバル フライ 4”、新しくアップデートされたレーシング&トレーニング用シューズの“ナイキ ズーム フライ 6”などもラインナップする。

強豪校選手とともにランニングセッションに参加

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プロダクト プレゼンテーションの後は履き心地を確かめるべく、ランニングセッションへ。今回スペシャルゲストとしてメディアキャンプに参加したのは、名城大学の⽶⽥勝朗監督、谷本七星選手と米澤奈々香選手、東洋大学の酒井俊幸監督、梅崎蓮選手と石田洸介選手。 駅伝アスリートとランニングセッションを参加できるという超貴重な経験に。

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まずはウォーミングアップから。東洋大学の梅崎蓮選手と石田洸介選手のリードのもと、インターバル形式で様々なウォーミングアップを入念に行った。かなり時間をかけていた印象だったけれど、確かにやる前と後では動きの軽さがかなり違う……!

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競技場では2日目に控えているミニ駅伝のチーム編成に向けて、各人の800メートル走のタイムを計測。筆者は800メートルを5分ペースで走る組に参加。レースに近い形式で走るため、このタイミングで“ナイキ ヴェイパーフライ 3”に履き替える。

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中距離を走るのは学生ぶりだったものの、地面からの反発をかなり感じて、足が軽やかに前に進む感覚を実感し、目標タイムよりも早くゴール!「地面が弾むってこういうこと?」と驚きの連続だった。 “ナイキ ヴェイパーフライ 3”の性能はもちろんのこと、入念なウォーミングアップも相まって、全身をしっかりと動かせた。

アスリート トークセッションでは年末年始の駅伝に向けた意気込みや、駅伝の魅力についてコメント

夜の部はアスリートを交えたトークセッションを実施。ここではシューズの履き分けや今年の大会の振り返り、そして年末年始の駅伝についての意気込みを語ってもらった。

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名城大学駅伝部は、2023年の全日本大学女子駅伝までは驚異の7連覇を果たしていたものの、今年は4位という結果に。キャプテンの谷本七星選手は「これまでは負けなしで戦ってきたので何が起きたかわからなかった。結果が全てなので、キャプテンとしてすごく責任を感じてしまった。しばらくは立ち直れなかったですが、後輩からの言葉もあって、今は前向きに12月末の富士山女子駅伝に向けて、チーム一丸で明るく練習に励んでいる」と意気込む。

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また、東洋大学陸上部は11月の全日本大学駅伝で13位となり、20年ぶりにシード権を逃す結果に。年始に控えている箱根駅伝について石田洸介選手は「東洋の伝統を次の後輩に託す意味でも4年生として責任を全うしたい」、キャプテンの梅崎蓮選手は「最後の箱根駅伝なので、前回大会よりも良い走りをして後悔なく終えたい」とそれぞれ語った。

「駅伝はチームで一つの目標に向かって絆や団結力が試される」

トークセッションでは駅伝の魅力について語る場面も。

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「駅伝はチームで一つの目標に向かうスポーツなので絆や団結力が試される。個人レースでいくら結果を出しても、駅伝は最後まで結果が読めないのが怖さでもあり面白さでもある。一緒に頑張ってきたチームメイトとたすきをつなぐ、特別なスポーツだと思う。目標を達成できた時の喜びや絆をチームで確かめ合えるのが魅力」(名城大学 米澤奈々香選手)

「個人レースは単純で、自分自身と向き合い続ければ自ずと結果が出てくる競技。でも駅伝は自分一人の力だけではどうにもならない。一人の失速が致命傷になったり、快走が後押しになったり、単純な走りだけでは結果が出ないのが駅伝。心が繋がっているのが大切なスポーツだと思う。特に箱根駅伝に関しては1年間チームがやってきたことの答え合わせの結果だと考えています」(東洋大学 石田洸介選手)

DAY2:いよいよミニ駅伝に初挑戦!

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2日目はモーニングストレッチからスタート。「NRC(Nike Run Club)」の森実利コーチの指導のもと、身体をしっかりとほぐしてレースに臨む。

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そしていよいよミニ駅伝に挑戦! 1日目のタイム測定の結果の元、6チーム4名ずつに分かれ、6キロを4人で走ることに。走順や1人当たりの走る量は各チームでディスカッションのもと決めるため、「チームでたすきをつなぐ」という使命感が湧いてくる。

筆者は今回、“ナイキ ヴェイパーフライ 3”を履いて、2走目に1.2キロを走ることに。駅伝はチーム戦なので、自分のためだけじゃないランニングに少しだけプレッシャーを感じたけど、チームメイトからたすきを受け取った瞬間に「走り切るしかない!」と自分なりに疾走。なかなかハードだったけど、チームメイトからの応援や「あと少しだよ!」という声が背中を押してくれた! ゴールが近づくと、自分でも信じられないくらいのラストスパートができたのも、たすきで誰かと繋がっているという感覚のおかげなのかもしれない。(そして途中で谷本七星選手に抜かされるのも信じられないほど貴重な経験となった)

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筆者のチームは2位に! 残念ながら優勝は逃してしまったものの、やり切った達成感とチーム一丸となって走れた喜びで胸がいっぱいに。

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駅伝はただ走るだけではなく、絆を深めるスポーツ

今回のメディアキャンプを通して、駅伝はただ走るだけではなく、仲間とたすきをつなぐことで、心を共有し、絆を深めるスポーツだと発見。一人では達成できない目標も、仲間と一緒なら実現できるということも実感した。

また、「ナイキ」のプロダクトの理解を深めたり、アスリートの話を聞くことで、よりランニングに興味を持てるようになったのも事実。軽量で快適なシューズは、走る楽しさを最大化してくれるし、ウェアの機能性は、ゴールを目指す背中を押してくれる。プロダクトがランナーの挑戦を支えてくれることも体感した。

いよいよ駅伝シーズンが到来! テレビやSNSで注目が集まるこの時期だからこそ、観戦するだけではなく、実際に走る側としてその魅力に触れてみるのもおすすめ。たすきに込められた想いや、仲間と共有する一体感は、冬の寒さを忘れるほどの熱い感動を与えてくれるはず。そしてその上で、アスリートたちの走りにも注目してみると新たな感覚で駅伝観戦を楽しめるかも!

問い合わせ先/ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77

https://www.nike.com/

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