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「ポケモンスリープ」と鹿島槍スキー場のコラボ、ポケスリ民のテンションが爆上がりするコラボだった

  • 2024.12.18

2024年12月14日から、睡眠計測アプリ「ポケモンスリープ(以下、ポケスリ)」と、長野県大町市にあるスキー場「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」がコラボしたイベントが実施されている。

巨大なカビゴンと写真撮影できるドームテントや、スキー場内でポケモンたちの寝顔を探すリサーチ体験など、ポケスリファン必見のアクティビティが用意されている。

「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」のメディア向け先行取材会で一足先にイベントを体験してきたので、その様子をレポートする。

カビゴンの横に「リアルに寝転がれる」

「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」では2021年から毎年、ポケモンとコラボレーションしたイベントを行っている。ポケスリとのコラボは、ポケモンコラボのうちの一コンテンツというわけだ。

筆者は2023年7月のポケスリのリリース前先行体験会に参加して以来ドはまりし、今も絶賛毎日、睡眠計測している。今年サンタクロースにお願いしたいプレゼントは「めざましコーヒーAAA・性格おっとり個体のアゴジムシ※」だ。

※拾ってくる食材の3枠全てが「めざましコーヒー」であり、かつ性格補正が「食材確率アップ」の個体。ポケスリを知らない人は「とにかくめちゃくちゃコーヒー豆を拾ってくるアゴジムシ」だと思うと良い。

アローラロコンの実装も楽しみだねぇ! 出典:Togetterオリジナル

そんな私は、「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」のポケスリコラボイベント告知を見た折にこう思った。「気になるけど、果たして楽しい…のか?」

というのも、ポケスリの主なプレイフィールドは「睡眠時間」。例えばプレイヤーが外に出て歩くことでゲームが進む「ポケモンGO」などと比べると、人が起きている日中に行われるリアルイベントとポケスリとの間にどこまで親和性があるのか、ちょっとイメージがつきにくかったのだ。

そんな一抹の疑問は、「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」に到着した瞬間に霧散した。

雪原にデーンと寝るカビゴン 出典:Togetterオリジナル

「あ~っ!!!カビゴンが寝てるぅ!!!!」

目に入ってきたのは、純白の雪原に設置された、透明なドームテント。その中に、巨大なカビゴンのぬいぐるみが寝ている。その様子は、ポケスリに登場するフィールド「ウノハナ雪原」の光景そのものだ。

こちらはポケスリコラボのメインコンテンツの一つ「カビゴンおやすみドーム」。外から見るだけでもテンションが上がるが、なんとこちらのドームテント、中に入ってカビゴンの横で寝ころがって一緒に写真撮影することもできる※。

※ドーム内での写真撮影は時間制での開催予定なので、詳細はスキー場の受付で確認を。

入っていいのかい? 出典:Togetterオリジナル

さっそく中に入ってみた。ドームの床には雪を模した純白の絨毯が敷かれていて、ふかふかと気持ちがよい。ゲーム内での「ウノハナ雪原」のBGMが流れていて、まさにポケスリの世界に入り込んだような感覚になる。

カビゴンといるとミチミチさ 出典:Togetterオリジナル

ドームの天井には星と雲をイメージしたモニュメントがぶら下がっていて、一部の雲にはスマホを設置することができる。ここにセルフタイマーをセットしたスマホを置けば、カビゴンと一緒に寝ているような写真を撮影できるというわけだ。アツい演出。

写真左上の底が空いてる雲にスマホなどを設置できる 出典:Togetterオリジナル

カビゴンの横に寝転がってみる。ドーム内はコンパクトなので、人が寝転がるとカビゴンとの距離が激近。

「カビゴンが近くで寝てるって、想像以上に迫力があるんだな」

などと思いながら、個人的に好きなバリヤードの「マイムのかべ寝」のポーズで写真を撮った。これがやりたかったんだ。

我ながら板についた「マイムのかべ寝」だ 出典:Togetterオリジナル

スキー場内で「ポケモンの寝顔」をリサーチ

これがセントラルプラザだ 出典:Togetterオリジナル

続いて「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」の拠点となる施設「セントラルプラザ」に足を踏み入れる。

いつもワカクサコーンをいっぱい集めてきてくれてありがとう 出典:Togetterオリジナル

「あ~っ!!!カイリューが寝てるぅ!!!!」

施設内を入って突き当りにあるお土産屋さんの窓に、でっかいカイリューの寝顔がドーンと貼られている。ポケスリ内でも見慣れた寝姿だが、スマホの小さい画面越しに見るカイリューと、ポケモン本編の設定に近いサイズで出力されたものとでは印象が全然違う。

こちらが、ポケスリコラボのもう一つのメインコンテンツ「寝顔フォトラリー」だ。カイリューのように、「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」の施設内のいたるところにポケモンの寝顔があしらわれていて、それを探すというもの。ポケモンを7種類以上見つけ、寝顔をスマホなどで撮影すると、もれなくポケスリの「オリジナルステッカー」がもらえる。

ポケスリ内でやってるリサーチを現実で体験できる 出典:Togetterオリジナル

まさに、ポケスリ本編の「寝顔を探して、写真を撮って、寝顔図鑑を集める」という一連のプレイを現実世界で疑似体験できるコンテンツというわけだ。

ネタバレになるので本記事での紹介はカイリューのみにしておくが、このポケモンたちの寝顔、スキー場のリフトを上った先など「え、こんなところにも隠れてるの?」と思うくらい広範囲に配置されていて、かなり探しがいがある。

「カビゴンおやすみドーム」と「寝顔フォトラリー」、どちらもポケスリファンにとってはテンションが爆上がりすることうけあいだ。

スキー場のいたるところがポケモン仕様 出典:Togetterオリジナル

先にも触れたが、「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」はポケスリとのコラボだけでなく、ポケモン仕様の「スノーチュービング」や、子ども向けのスキーデビューを応援する専用エリアなどを設けた「ポケモンスノーアドベンチャー※」を用意していたり、セントラルプラザの施設の内装がポケモンデザインになっているなど、とにかくスキー場全体がポケモンで溢れている。

ポケモンのコンテンツが充実しているので、それだけで満足してつい忘れていたが、よく考えたら「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」はスキー場だった

「あっ、一般のお客さんはポケモンだけじゃなくて、これにウィンタースポーツも楽しめるのか」

と気づいた時、今回のポケモンコラボはウィンタースポーツ&ポケモン好きにとってはたまらない充実ぶりだなと思った。

「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」でしこたま遊んで体を動かし、夜はポケスリとともにぐっすり眠る。想像しただけでパーフェクトな流れだ。気になる人は足を運んでみては。

先行体験会に駆けつけてくれたロコンとカビゴン。カワイイねぇ! 出典:Togetterオリジナル

【イベント概要】

●『Pokémon Sleep』コラボ
・カビゴンおやすみドーム
・寝顔フォトラリー
営業期間:2024年12月14日(土)~2025年3月25日(日)(予定)
場所:鹿島槍スキー場 中央ゲレンデ
営業時間:8:00~17:00 ※「カビゴンおやすみドーム」内の撮影は時間制での開催予定のため、詳細はスキー場受付まで要問合せ。
●『ポケモンスノーアドベンチャー』
「雪山に行くときはいつもポケモンと一緒に」をテーマに、スノーチュービングエリア・プレイランドエリア・雪山デビューエリアの3つのコンテンツを展開。
営業期間:2024年12月14日(土)~2025年3月23日(日)(予定)
場所:鹿島槍スキー場 中央ゲレンデ
営業時間:平日9:00~15:00 土日祝 9:00~16:00
料金:通常1日大人3,500円~ 小人2,900円~
※料金詳細はウェブサイトから確認を。
※NSDキッズプログラムシーズン券はリフト利用専用で、入場には別途料金が必要。(0~2歳は無料)
出典:Togetterオリジナル

文:ふ凡社 編集:Togetterオリジナル編集部

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