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【東京都杉並区】昭和レトロな“柴犬印”のまんじゅうを楽しめるカフェ「杉並饅頭本舗」が新OPEN!

  • 2024.12.18

カーリーテイルは12月13日(金)、東京・杉並の和泉通り商店会にまんじゅうカフェ「杉並饅頭本舗」をオープンした。

柴犬の焼き印が付いた小ぶりなまんじゅう

この度オープンする「杉並饅頭本舗」の看板商品「杉並まんじゅう」は、カステラ風の生地で白あんを包んで焼き、焼き色に合う柴犬の焼き印を入れた小ぶりのまんじゅう。

昭和初期に福岡県の「城野(きの)鉄工所」が開発した「キノ式自動製菓機」により、現在も全国各地で「都まんじゅう」などという名前で親しまれているまんじゅうをルーツに持っている。

城野鉄工所は廃業してしまったが、名古屋の機械メーカーが継承して製造する同種の機械を入手。店頭では「カチャカチャ」というレトロな機械音とともにテンポよくまんじゅうが焼きあがる様子を見ることができる。

誰からも愛される程よい甘さ

「杉並まんじゅう」は、昭和初期のレシピを参考に、和風とも洋風ともいえる食感と味わいが特徴。

子どもから年配まで幅広い世代の人に「おいしい」と感じてもらえる、程よい甘さのまんじゅうとなっている。

大きさは、直径約5センチ、厚さ約2センチで「あと、もう1個」とついつい手が伸びてしまう小ぶりなサイズ感で、香ばしい焼きたてはもちろん、冷めてからもしっとりとした味わい。1個80円(税込)と、手頃な価格で提供する。

柴犬のキャラクター「小町」の可愛い焼き印

焼き印は、店名のほか柴犬の顔柄とお尻柄の3種類を用意。

焼き印はMaiworld Design、柴犬のキャラクター「小町」は、店主の愛犬「店長小町」をモデルに「しばいぬとおやつ」シリーズで有名なイラストレーターの村田夏佳さんがデザインをしている。

店内でスイーツやドリンクを楽しめる

店内に設けたカフェ「小町茶屋」では、焼きあがったばかりのホカホカな杉並まんじゅうや「まんじゅうプリンアラモード」800円(税込)などのスイーツを用意。

ドリンクは「トルコチャイ」400円、「リモナタ」600円(税込)などトルコ発祥のドリンクやオーガニック紅茶6種(税込500円〜)を提供する。

また、自身も柴犬の小町(5歳)を飼育する愛犬家の店主の計らいで、店内の1卓では愛犬と一緒に利用可能。店内では、杉並まんじゅうや小町がデザインされたオリジナルトートバッグ、ポストカードも販売する。

なお、今後は、抹茶風味の生地を使ったオリジナル商品の販売も予定している。

異色の経歴を持つ店主と今後の展望

店主の佐藤恒志氏は、警視庁在職中に外務省に出向し、アフガニスタン大使館やイスタンブール総領事館など海外勤務を経験。

嗜好品であるお菓子は平和や幸せの象徴であり、古き日本の技術が詰まった甘くて素朴なまんじゅうを通して笑顔や幸せを共有したいと考えている。

キノ式自動製菓機で焼くまんじゅうは、かつて全国各地で数多く展開されていたが、後継者不足などを理由に現存する店舗は数少なくなっているのが現状だ。昔の日本のものづくり技術、開発者の情熱を継承しつつ、杉並の新たな名物を目指していきたいと考えている。

昭和レトロな機械で焼きあげる“柴犬印”のまんじゅうを味わいに「杉並饅頭本舗」へ足を運んでみては。

■杉並饅頭本舗 住所:東京都杉並区和泉1-22-10ロシェル和泉1階 公式Instagram:https://www.instagram.com/suginami_manju_honpo

(丸本チャ子)

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