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職場やママ友の中にも潜んでいる…友達のふりをして裏切ってくる「フレネミー」という要注意な人

  • 2024.12.21
友達だと思っていたのに突然裏切ったり、悪口を言いふらしたりする「フレネミー」。大人の女性も被害に遭うこの厄介な人は、意外にもあなたの身近に潜んでいるのです……。
友達だと思っていたのに突然裏切ったり、悪口を言いふらしたりする「フレネミー」。大人の女性も被害に遭うこの厄介な人は、意外にもあなたの身近に潜んでいるのです……。

「フレネミー」という言葉を知っていますか? 「フレンド(友達)」と「エネミー(敵)」を掛け合わせた造語で、「友達のふりをした敵」を意味します。

仲がよかったはずなのに突然裏切られたり、悪口を言いふらされたり、「フレネミー女性」のターゲットになってしまうと、かなり厄介です。

女友達同士のいざこざというのは、大人になっても意外とあるもの。「フレネミー女性」は、職場やママ友などさまざまなところに潜んでいるのです。

すぐマウントを取ってくる女友達

フレネミー気質のある女性がやりがちなのが、マウントを取る行為。例えば女友達に自慢をしたり、上から目線で物を言ったり、会話の中で相手を下げる発言をしたり……。自分のほうが優位であることをアピールするような言動です。

よく飲みに行く女友達の中にフレネミー女性がいると話してくれたのは、ゆかりさん(35歳・仮名)。

「基本的には明るくていい子。でも絶妙なタイミングでマウントを取ってくるんです。例えば彼女は最近結婚したのですが、独身の私に『ゆかりが独身なのは、理想が高すぎるからだと思うよ。もう20代じゃないんだからさ~』といきなり上から目線で言ってきたこともありました。

また、同じタイミングで転職活動していた際に『一緒に頑張ろうね』と私が何気なく言ったら、『私は専門職だし、いろんな企業から引く手あまたなんだよね。ゆかりのキャリアだと転職活動は大変そうだね』と突き放してきたり……。彼女、マウンティングが癖になっているみたいです。

でも完全に嫌な子というわけではないので『マウントはするけど一緒にいると楽しいことも多いし、根本はいい子なんだよな……』と毎回許してしまうんです。それでまた会うと、やっぱりマウントを取られてモヤモヤ……ということをもう何年も繰り返しています」

フレネミー女性は、初めから相手を攻撃しようとしているというよりは、悪気なくマウント発言をしていたり、無意識にマウントを取っているケースもあります。

対応策としては、真剣に受け止めすぎないようにして、軽く流すこと。また、自分の心の余裕がないときはなるべく会わないようにするのがよいでしょう。

言った覚えのない悪口を言いふらすママ友

直美さん(40歳・仮名)は、ママ友グループの中にいるフレネミー女性に手を焼いているのだとか。

「かなり厄介なママ友がいるんです。例えば、私が言った覚えのない他のママ友の悪口が、私が言ったことにされていました。むしろその悪口を言っていたのは、彼女だったのに。

私が適当に相づちを打ってしまったのがいけなかったのかもしれません。気付いたら、私が言った悪口として広まっていました。その他にも、私の発言にかなり尾ひれをつけた状態で言いふらすこともしばしば。口が軽いので秘密の話もあっという間に広まりますね」

言ったことのない悪口を言ったことにされたり、その人にだけ打ち明けたつもりの本音を他の人に漏らされたり……。フレネミー女性と関わるとこのような被害を受けることもあり、結果的に周囲の信用を失ったり、人間関係をかき乱されてしまうことに。

このタイプのフレネミー女性とは、深い関わりを持ち過ぎずに距離を取り、重大な秘密や深い話題は避けて表面的な会話だけにとどめておくのがよいでしょう。

もしもあなたの周りにもフレネミー女性がいるようなら要注意。付き合い方には細心の注意を払い、トラブルに巻き込まれたり不快な思いをしたりすることのないようにしてください。

【この記事の筆者:小澤 サチエ】
ライター/エディター。慶應義塾大学文学部卒。『東京カレンダー』Web編集部にて数々のヒット企画を手掛けた後、フリーランスのライター、エディターとして独立。恋愛や結婚、離婚など幅広く執筆。

文:小澤 サチエ

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