46歳妻「この言葉、聞きたかった。」不治の病で夫と息子が見えなくなる…。取り戻した家族の絆に涙腺崩壊『探偵！ナイトスクープ』

不治の病に怯える46歳の子持ち女性が、『探偵！ナイトスクープ』(ABCテレビ)に助けを求めた。どんどん目が見えなくなっていく彼女は、愛する夫のひと言で傷ついたという。家族の絆を取り戻すべく、探偵の間寛平が奔走したところ、誰もが涙する展開となった。

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タイ出身の46歳女性は、同い年の日本人男性と9年もの遠距離恋愛の末に結婚。日本で夫と小学1年生の息子の3人で楽しく暮らしていたが、「網膜色素変性症」という目の病気に襲われた。どんどん視界が狭くなる、現時点では完治しないと言われているこの病気のせいで、現在彼女はほとんど目が見えていない状態。普段は非常に明るくて笑顔が素敵な46歳女性だが、今まで出来たことが出来なくなっていく現状について、「怖いと不安がいっぱい」と悲痛そうに語った。

寛平探偵は、46歳女性と同じ見え方が体験できるという特殊眼鏡をかけてみて、「全然見えへんやん！」「マジでこれ……!?」「怖い！」と驚がく。46歳女性の夫が、この眼鏡をつけて外出体験をして「簡単」と言ったことにも、衝撃を受けた。「もし私（の目）が見えたら、旦那さんと子どもの人生をもっと楽しくできるかな、幸せにできるかな……」と涙ながらに語る46歳女性に、寛平探偵はもらい泣きせずにいられなかった。

そこで寛平探偵は、46歳女性のわだかまりを解消するために、彼女の家族と対面した。彼女の夫に話を聞いてみると、「僕が『大変、大変』と言ってしまうと、妻も悲しむんじゃないかなと思って、なるべくそういうのは言わないようにしていた」という、彼なりの配慮があったことがわかった。やがて夫が、「申し訳なかったと思います。すみません」「これからは、もっと声をかけたりしながらサポートしていきたい」と謝ると、46歳女性は「やっぱり優しい」「この言葉、聞きたかった。本当にありがとうございます」と笑顔になった。

わだかまりが解けて、夫に「たまにはハグでもしてほしいな」と照れつつ、「怖いです。見えなくなったら怖いです」と吐露する46歳女性。「これから3人で幸せになりたい。パパが言ってくれた、『3人で頑張ろう』っていう言葉、感謝しています。そばにいて。応援して。お願いします」と願う彼女に夫は、「出来ることをいろいろしてくれているんで、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と瞳を潤ませて答えた。

46歳女性が、夫と息子を号泣しながら抱きしめると、スタジオ一同の瞳にも涙が……。「みんな一生懸命生きていますね」「いろんな気持ちが家族にあって、3人で1つになっているっていう、素晴らしい家族」「これからの人生まだ長いから、助け合って夫婦で仲良くいってほしい」といった声が上がった。なお、涙なしには見られない一連の様子は、『探偵！ナイトスクープ』(ABCテレビ)12月13日放送回で紹介された。

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