「娘のハレの日になんで？」夫の身勝手すぎる言動に唖然！妻はひたすら我慢して＜モラ夫から脱却＞

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナさんと3人で暮らしています。交際当初はとてもやさしく紳士的だったアキトさん。しかし、夫からの度重なるモラハラ発言を受け、今ではなぜ彼と結婚したのかわからなくなっていました。

結婚後、モラハラな言動が目立ちだし、新居での生活が始まると、カスミさんに家事を丸投げして夜には無理やり行為に及ぶようになったアキトさん。その態度はカスミさんの妊娠中も出産後も変わりませんでした。

ある日、熱を出したカスミさんが病院へ行こうとしたところ、アキトさんは子守りを拒否。「ほんとお前はグズなんだから」その言葉に、カスミさんの心の糸はプツンと切れてしまいました。

精神的に限界がきて、脱ぎ捨てられたアキトさんの下着を切り刻んだカスミさん。

たまたまつけたテレビで「モラハラ」特集を目にし、初めて夫の行為がモラハラで、自分が精神的DV・性的DVを受けていたことを知ります。

しかし、専業主婦で金銭的な不安があり、夫と離れることを断念しました。

月日が経ち、モモナちゃんの幼稚園入園式を迎えた日のこと……。

娘の入園式のあと、家族で食事に行こうとすると「俺、今から会社の取引先の人とゴルフだから」と言って、アキトさんはモモナちゃんの入園を祝う食事でさえも断りました。そして、SNSへ投稿する家族写真だけを要求します。

「こんな時でも会社の人優先？ふざけるな」

「モモナがせめて成人するまで……」

カスミさんは、込み上げる怒りを必死でこらえながらやり過ごしていたのでした。

相変わらず、家族よりも自分ばかりを優先するアキトさん。

せめて、大切な娘のハレの行事くらい一緒に過ごしてほしいですよね。

そんなアキトさんの自分勝手な行動は、これからも変わらない可能性があります。

今後はカスミさんだけでなく、モモナちゃんもつらい思いをする機会も増えるかもしれません。

モモナちゃんに寂しい思いをさせないためにも、ときにはアキトさんに本音を伝えてみてもいいのではないでしょうか？

著者：マンガ家・イラストレーターしろみ

ベビーカレンダー編集部