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飲み会後のアウターは浴室でニオイをオフ!おしゃれ賢者が実践するファッションお役立ちテク3選

  • 2024.12.19

2024年も残りわずか。そろそろ大掃除もはじめないと! と思っているオトナミューズ読者のみなさん。お部屋とともに、洋服やシューズの収納なども見直してみてはいかが? もちろん今の方法でも間違いではないと思うんです。でも、知らず知らずの間に劣化を早めている可能性もあるとか。
 
そんなときはおしゃれなメンズに聞くのが一番! ということで、業界きってのファッションオタクであるビームス安武俊宏さんに、シューズの収納法からアウターのニオイの取り方まで、覚えておくと役立つテクニックを聞いてきました。お気に入りを長く愛用することにもつながるので、ぜひ実践してみてくださいね!
 

シューキーパーははじめてでしたが、入れ方も簡単でした!

レザーシューズの収納にはシューキーパーを使うべし!

パンプスやバレエシューズは問題ないですが、レザーシューズをそのまま保管するのはNG。なぜなら型崩れの原因になって靴そのものの劣化を早めてしまうから。そこで安武さんが推奨するのが、シューキーパーを使った保管です。
 
「レザーシューズをそのまま保管すると、つま先が反り返ってしまったり、アッパー(甲部分)のはきジワがヒビ割れてしまうことも。そうならないために使っていただきたいのがシューキーパー(シューツリー)です。シューキーパーはシューズのカタチを保ちながら型崩れも防ぎ、さらにははきジワや反り返りなどを防止する効果があるんです」

筆者はIKEAでシューキーパーを購入しました!

「木製とプラスチック製がありますが、リーズナブルなプラスチック製でも十分な効果を実感できます。また、コンバースなどのクラシックなスニーカーもつま先が反り返りやすかったりするので、シューキーパーを使って保管するようにしましょう! 」
 
シューキーパーを入れるタイミングは……。「はいた後すぐに入れるのがベストですね。その後すぐシューズクローゼットに収納するのではなく、シューズ内の湿気を発散させるために、一晩は玄関に置いたままにするのがオススメです」

シューキーパーを入れている状態と入れてない状態では一目瞭然。アッパー(甲部分)のシワも伸びてキレイな状態で保管できるんです!

ちなみに安武さんはこう保管している!

上:シューズ内の湿気を吸収する効果もある木製のシューツリーを愛用 下:ホコリがかぶらないよう、付属のシューズ袋に入れて保管。「裏面は起毛感のあるネル生地なので、傷がつかないのもイイんです」と安武さん

この手があったか!引っかからないニットのたたみ方

ニットはたたんで収納している人がほとんどだと思いますが、そのたたみ方にポイントがあるという安武さん。「ほとんどの方がそのままたたんでいると思いますが、実はニットは裏返しにしてたたむのがオススメなんです。その理由は、置く場所によってはニットが日光で焼けてしまったり、ニットを引っかけてしまうこともあるから」
 
「さらに後ろ身ごろが表になるようにたたみましょう。こうしておくと収納時にニットを引っかけてしまっても、後ろ身ごろなので、なにか羽織れば目立ちません。いちいち裏返すのが面倒だったり、いつもと違うたたみ方に慣れなかったりしますが、ニット収納で想定される最悪の事態を回避できるので、ぜひ実践してみてください! 」

「後ろ身ごろが上になるようにたたむのがポイントです! 」

気になるニオイは、バスルームにかけておくだけでOK!

飲み会後の気になるアウターのニオイは浴室乾燥で解決!

年末年始に増える飲み会の後って、アウターのニオイが気になりますよね。そのたびにクリーニングに出すわけにはいかないし、かといってそのままにはしたくない。そんなときは、バスルームの浴室乾燥を活用するのがオススメだと安武さん。
 
「ニオイが気になるとファブリックなどのスプレー剤で対処する方もいると思いますが、これは根本解決にはなっていません。言うなれば、ニオイをニオイで誤魔化している感じなんですよね。そうではなく、アウターについたニオイはきちんと除去することが必要。そんなときに活用していただきたいのが、バスルームの浴室乾燥です」
 
「アウターのシワを伸ばすこともできるので、本当はお風呂に入った後の湿気がある状態がベスト。でも、飲酒後の入浴は危険なので、そのあたりは臨機応変に。ちなみにニオイは一晩干しておくだけで、かなり除去することができますよ」

ファッションオタクの安武さんが日ごろから実践しているお役立ちテクはいかがでしたか? 女性でも簡単に実践できる目からウロコのテクニックばかりでしたよね。今の時期はクローゼット収納などを見直すタイミングでもあるので、オトナミューズ読者のみなさんも取り入れてみてはいかがでしょう。

text:KYOKO CHIKAMA

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