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「お父さん…!?」里帰りで実家に戻った私を、歓迎してくれる母とそっけない父…。すると出産後、驚愕の展開に!?

  • 2024.12.22

昭和堅気の父は育児は母任せでまったくせず、仕事一筋だったと母から聞いていました。しかし、私が里帰り出産すると……。思いもよらなかった展開になったのです――。

私の里帰りに対する父の反応

初めての出産は不安もあったので、私は里帰り出産をすることに。母は歓迎してくれましたが、父に話したときは「ふーん」とそっけない反応に見えました。ただ、子どもにあまり興味がないのだろうなと思って、特に私は気にはしていませんでした。

実家での父の行動に驚愕…!

無事出産して実家に帰宅し、赤ちゃんのお世話が始まりました。母はいろいろ手伝ってくれて、やはり実家に里帰りしてよかったと感謝していた私。ただ母は腰が悪いため、沐浴はひとりで頑張るしかないと思っていました。

そこでさっそく沐浴をさせようとしていたときです。なんと父が手伝い始めてくれたのです。ベビーバスをお風呂場に運び、お湯をはって湯温計で適温になるようにしてくれました。あの父が赤ちゃんの世話を手伝ってくれるなんて……と、私はびっくりしました。

母は「お父さん、あなたの赤ちゃんに会えるのをすごく楽しみにしていたんだよ」とあとで教えてくれました。それから1カ月間、毎日沐浴は父が手伝ってくれたのです。

仕事熱心だった父との思い出は、たまに行く旅行くらいでした。子どもが生まれてからの父との思い出が増えていきました。本当は子どもである私や私の兄とももっと関わりたかったのかもしれません。無口な父が楽しみにしてくれていた孫の誕生は、私にとって父のイメージが変わった大切な里帰り出産の思い出となりました。子どもが生まれたことで、父との新しい思い出がたくさん増えていくのが楽しみです。

著者:平野るり/40代女性/2008年と2012年生まれの女の子、2013年生まれの男の子の母。個性豊かな3人の年の差きょうだいの育児に奮闘しつつ、子どもたちに日々笑わせてもらっています。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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