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ぶらりと行きたい、こだわりのアート空間でアジア飯 #国立 #サーカス #おしゃれ #カフェ Vol.1

  • 2016.4.4
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9月14日、クイシンボウの日にオープンした「circus(サーカス)」は、国立駅南口を出て線路沿いを西に7分、マンションの1階です。店名のサーカスは、単純で覚えやすく明るいイメージにしたいという思いから、オーナーのセキグチさんが付けました。

整備工場などに使われていたような鉄製のガラスサッシが目印、外国の下町にありそうな店構えです。入り口の花はナツシオン、店内には桔梗、ヨウシュヤマゴボウなどが自然な形で生けられていました。花は国立の無人スタンドで購入するそうで、店の雰囲気によく合っています。

存在感のある美しいトワイライトの壁は、画家パウル・クレーの「金色の魚」を想像させ、小さな明かり取りから入る柔らかな光は、時間とともに壁の色を微妙に変化させます。

壁から下がるドライフラワー、エアプランツ、コラージュ作品、古道具、棚に置かれた石ころ。小さい頃の思い出を並べたような懐かしい雰囲気を持つものがあちこちに見られます。

食事は茹で鶏のせご飯、茹で鶏のフォー、お惣菜セット、トーストとスープ、バタートースト。

そのなかでも茹で鶏のせご飯はセキグチさんの思いがこもっています。19歳の時に食べた海南チキンライスのおいしさに衝撃を受け、いつかカフェをするならこんな海南チキンライスを出したいと心に決めたそうです。

茹で鶏のせご飯(スープ、小鉢、漬物付き)1000円。大根にシソ、隠し味のマーマレードを使った小鉢はしゃれた味で真似したいアイディア。干しエビともやしのスープもとてもおいしい。

うまみ豊かな大山鶏(だいせんどり)は弾力があり、肉厚でやわらか。たっぷりの野菜とキャベツの甘酢漬け、パクチーにレモン、中国醤油ベースのソースをかけて、鶏スープと生姜の炊き込みご飯といただく。お肌もぷるぷるになる、間違いなしのおいしさです。

濃厚なアイスチャイのアクセントには、ピンクペッパー。季節のケーキは、梅とクリームチーズのパウンドケーキ。素材の組み合わせにセキグチさんの遊び心を感じます。

自由でアート性を感じるサーカスは、イネル(高山なおみさんがスタッフだったカルマの姉妹店)などのカフェで働き、写真を学んでいたセキグチさんならではの個性を感じます。

おいしいごはんを楽しめるのはもちろん、セキグチさんの気さくで柔らかな接客が心地よく、アルコールもあるので夜ご飯使いにもおすすめしたいサーカスです。

circus

tel. 080-8161-9889

東京都国立市中1-1-17 セントラルハイツ106

12:00~21:00(LO20:30) 火・水曜定休

公式サイト

(vingt-deux)

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