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「いや、ケチすぎるでしょ!?」確かに気持ちが大事だけど──友人が【出産祝い】に贈ったものにあ然!

  • 2024.12.17

金銭感覚や価値観は人それぞれ異なるものですが、常識の範囲という暗黙の了解もあるような気がします。これは筆者の友人・Gのエピソードです。あまりにもケチなGが引き起こした、衝撃的なお話を聞いてください。

画像: 「いや、ケチすぎるでしょ!?」確かに気持ちが大事だけど──友人が【出産祝い】に贈ったものにあ然!

ケチな友人

私の友人Gは、とてもケチな人。
「無駄なことにお金は使わない」というのがポリシーで、誰かにプレゼントをしたり、奢ったりすることはほとんどありませんでした。

職場の飲み会や同僚の送別会なども欠席。
バレンタインの義理チョコなどもってのほかだと言うような人でした。

出産祝い

私がGに一番呆れたのは、共通の友人・Yの出産祝いに集まったときのことです。
Gと私ともう一人の友人の3人で、Yの欲しがっていた赤ちゃん用のプレイマット(1万円前後)をプレゼントすることになったのですが、急にGは「私は私で何か持っていくから、2人で買ってくれる?」と連絡をしてきました。

当日、私たちは先にYの家に着き、赤ちゃんとご対面!
プレゼントしたプレイマットはYが一番欲しかったものということで、とても喜んでくれたのです。

驚きのプレゼント

私たちが着いて1時間ほど遅れてGが到着しました。
手に持っていたのは明らかに安物の花束。
私は、花束以外に何かプレゼントを持ってきているのかと思ったのですが、結局Gのお祝いはその花束だけ。
そのくせ、Yの準備してくれた料理やお菓子を人一倍食べていました。

帰り道、あまりの非常識さに「ちょっと、あれはないんじゃない?」と言うと、「だってお祝いは気持ちでしょう?」とG。
呆れた私たちはGと距離を置くようになったのです。

招待

その2年後、Gが結婚することになり、披露宴の招待状が届いたのですが、私たちはもちろん出席しませんでした。
Yが「あの子、あんまりケチケチしすぎてると、友達なくすよね」と言っていたのですが、その言葉通り、新郎側と友人の数が合わずに大変な思いをしたそうです。

倹約家であるのは悪いことではありませんが、あまりにも度が過ぎると非常識な振る舞いになりかねません。Gはそれに気付いてくれたでしょうか。
Gとはほとんど付き合うことがなくなったので結婚生活がうまくいっているのかどうかはわかりませんが、以前のGのままだと相手によっては難しいのではないかと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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