1. トップ
  2. エンタメ
  3. レビューで決まる今年最高の一本!「Filmarks Awards 2024」外国映画ミニシアター部門優秀賞発表!

レビューで決まる今年最高の一本!「Filmarks Awards 2024」外国映画ミニシアター部門優秀賞発表!

  • 2024.12.17

2024年も残すところあと少し。今年もたくさんの素敵な映像作品が公開されました。みなさんは心に残る一本にであえましたか?

さて、国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks」では「Filmarks Awards 2024」を開催! 今年は新たに部門を増設し、2,000本を超える映画・ドラマ・アニメを対象に、多くの人々の心を動かした作品を決定します。 今記事では外国映画ミニシアター部門の優秀賞を発表します! (最優秀賞は2024年12月26日に発表予定)

集計方法

2023年12月1日から2024年11月30日までの間に国内の映画館で公開された外国映画を対象に、2024年12月12日時点のFilmarks内のClip!数、Mark!数、★スコアを総合的に集計し、2024年にFilmarksで今年最も多くの⼈々の⼼を動かした10作品を優秀賞として選出しています。

「Filmarks Awards 2024」外国映画ミニシアター部門優秀賞

『VORTEX ヴォルテックス』(2021)

『CLIMAX クライマックス』(18)のギャスパー・ノエ監督・脚本作。心臓病を抱える夫と、認知症を患う妻。老夫婦の人生最期の死に様を描く。『サスペリア』(77)などの監督で知られるイタリアホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントが夫を演じている。妻役にはフランソワーズ・ルブラン、ほかアレックス・リュッツ、キリアン・デレ出演。

『ポトフ 美食家と料理人』(2023)

『青いパパイヤの香り』(93)のトラン・アン・ユン監督・脚本作。ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメルが出演。19世紀末、有名な料理家と天才料理人の2人の、料理への情熱と愛の行方を描くグルメ映画。第76回カンヌ国際映画祭では監督賞を受賞した。

『枯れ葉』(2023)

『希望のかなた』(17)のアキ・カウリスマキ監督・脚本作。ヘルシンキを舞台に、互いの名前も知らないまま惹かれ合うある男女を描く、可笑しみと切実さに満ちたラブストーリー。アンサを演じるのはアルマ・ポウスティ、ホラッパはユッシ・バタネンが務める。ほかヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴが出演。第76回カンヌ国際映画祭では審査員賞(国際審査員賞)を受賞している。

『ファースト・カウ』(2019)

『リバー・オブ・グラス』(94)のケリー・ライカート監督作。料理人と中国人移民の2人が、一攫千金を狙って盗み出したミルクでドーナツを作り、その中で友情を育んでいく物語。主人公のふたりをジョン・マガロとオリオン・リーが演じている。ほかトビー・ジョーンズ、ユエン・ブレムナー、スコット・シェファード、ゲイリー・ファーマー、リリー・グラッドストーンが出演。

『コット、はじまりの夏』(2022)

原作はクレア・キーガンの小説「Foster」。本作が長編映画初監督となるコルム・バレード監督作。家族と居ても居場所がない9歳の少女が、親戚夫婦の家で過ごした特別な夏休みを描く感動作。コット役に抜擢されたのは本作が映画デビューとなるキャサリン・クリンチ。親戚の老夫婦をキャリー・クロウリーとアンドリュー・ベネットが演じている。

『瞳をとじて』(2023)

『ミツバチのささやき』(73)のビクトル・エリセ監督作。22年前、映画の撮影中に謎の失踪を遂げた人気俳優と、当時の映画監督との2人の記憶をめぐる「人生」と「映画」の物語。出演はマノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレントほか。

『システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい』(2019)

『消えない罪』(21)のノラ・フィングシャイト監督作。幼少期のトラウマから、一度感情に火がつくと手が付けられなくなってしまう愛に飢えた少女と、彼女を取り巻く大人たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ。少女のベニーを演じたヘレナ・ツェンゲルは、本作で2020年ドイツ映画賞主演女優賞を獲得。ほかアルブレヒト・シュッフ、リザ・ハーグマイスター、ガブリエラ=マリア・シュマイデ出演。

『ありふれた教室』(2023)

米Variety誌の「2024年最も注目すべき監督10人」に選出されたイルケル・チャタク監督作。社会の縮図である学校を舞台に、「盗難事件」をきっかけとした不都合な真実を描き出す、サスペンス・スリラー。新任教師のカーラを演じるのはレオニー・ベネシュ、ほかレオナルト・シュテットニッシュ、エーファ・レーバウ、ミヒャエル・クラマー、ラファエル・シュタホヴィアクが出演。

『チャレンジャーズ』(2023)

『君の名前で僕を呼んで』(17)のルカ・グァダニーノ監督作。怪我によって選手生命を断たれた元スター選手のタシ・ダンカンと、彼女の虜となる2人の親友同士のテニスプレイヤーの10年以上に渡る衝撃の愛の物語。タシをゼンデイヤ、親友の二人っをジョシュ・オコナー、マイク・ファイストが演じている。

『動物界』(2023)

『ラヴ・アット・ファースト・ファイト』(14)のトマ・カイエ監督作。原因不明の突然変異によって、身体が動物化するパンデミックに見舞われた近未来を描くアニマライズ・スリラー。第49回セザール賞にて、最多の12部門にノミネートされた。フランソワをロマン・デュリス、息子のエミールをポール・キルシェが演じている。

※本アワードは、2024年(2023年12月1日から2024年11月30日までの間)に、日本で公開された作品を対象に、2024年12月12日時点での、FilmarksのClip!数、Mark!数、★スコアを総合的に集計しています。※本アワードは、2024年12月12日時点の★スコアが、3.5以上の作品を対象としています。 ※レビュー投稿(Mark!)、Clip!(観たい)は、1作品につき1ユーザー1件までです。※ミニシアター部門は、公開後7日間の上映館数が30館以下の作品を対象としています。(アニメーション映画は除く)

元記事で読む
の記事をもっとみる