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ニッポン城めぐりが、2024年版「お城ファンが実際に訪れた日本のお城ランキング」発表

  • 2024.12.17

34万人の会員を擁するGPS城郭スタンプラリーアプリ「ニッポン城めぐり」が、「お城ファンが実際に訪れた日本のお城ランキングTOP300(2024年版)」を発表した。

お城好きが実際に多く訪れたお城が分かるランキング

一般的に、アンケートをもとにした「好きなお城ランキング」や、各城郭や自治体が発表している入場者数をもとにした「入場者数ランキング」など、城郭に関するランキングは多く存在している。

一方、「お城ファンが実際に訪れた日本のお城ランキングTOP300(2024年版)」は、GPS位置情報データが元になっているため、山城など、通常では入場者がカウント出来ない城郭も対象であることが特徴。34万人のお城ファンが利用する、「ニッポン城めぐり」アプリの膨大なGPS位置情報ビッグデータ(2023年12月1日~11月30日のデータ)をもとに算出されている。

対象は、日本100名城・続日本100名城などの一般的に良く知られる城郭はもちろん、天守等の建物が存在する城郭だけでなく、遺構が残っていない城跡も含め、北は北海道・南は沖縄まで全国に実在した3,000城。

34万人の会員を擁する城めぐりアプリのデータを元にしているため、その名の通り“お城好きが実際に多く訪れたお城が分かるランキング”となっている。

ランキング上位を紹介

ランキングの上位は、1位(↑)「松本城(長野県松本市)」、2位(↑)「松江城(島根県松江市)」、3位(↓)「姫路城(兵庫県姫路市)」、4位(↑)「岡山城(岡山県岡山市)」、5位(↓)「犬山城(愛知県犬山市)」、6位(↑)「会津若松城(福島県会津若松市)」、7位(↑)「彦根城(滋賀県彦根市)」、8位(↑)「小田原城(神奈川県小田原市)」、9位(↑)「大坂城(大阪府大阪市)」、10位(↓)「駿府城(静岡県静岡市)」。

今年は、コロナ禍直前の2019年に1位を獲得した長野県松本市「松本城」がトップに返り咲いた。

また、2023年5月に新型コロナウイルスが感染症法上の5類となったことから、今年は1年を通して行動制限がなく、その影響か、12位(↑)「仙台城(宮城県仙台市)、45位(↑)「山形城(山形県山形市)」などの東北地方や、74位(↑)「首里城(沖縄県那覇市)」、181位(↑)「勝連城(沖縄県うるま市)」など沖縄県の城郭が軒並み順位を上げており、これまで控えられていた都市部から遠方への訪問意欲が回復した結果となったようだ。

そのほか、近年天守のリニューアルや、その他建造物の復元・修復などの整備を行った城郭の多くが引き続き上位を維持する一方、「ニッポン城めぐり」が実施した周遊企画の影響により、153位(初)「下田城(静岡県下田市)」や、228位(初)「砥石城(岡山県瀬戸内市)」が初めてランクインするなど、ハード面・ソフト面それぞれの施策が集客に効果を上げていることが読み取れる。

3,000の城郭をGPSを使ってめぐる無料アプリ

GPS城郭スタンプラリーアプリ「ニッポン城めぐり」は、日本全国に実在した3,000の城郭をGPSを使ってめぐる無料のスタンプラリーアプリ。

スタンプラリー以外にも、アプリに収録された3,000城の城郭事典、お城好き同士がアプリ内で情報交換できるコミュニティ機能、城郭に関する口コミ(2024年12月現在・6万件以上)、城郭の写真(同60万枚以上)を投稿・閲覧できる機能、戦国時代や城郭に関する日替わりクイズといった、お城ファンに人気の機能を数多く取り揃えている。

また、全国の自治体からの委託を受け、期間限定・地域限定で特別なスポット(3,000のお城以外のスポット)をめぐる周遊キャンペーン「地域限定城めぐり」も実施。

2024年は、国宝城郭都市観光協議会(長野県松本市・愛知県犬山市・滋賀県彦根市・兵庫県姫路市・島根県松江市)、静岡県静岡市、岡山県岡山市、金森長近と城下町文化による地域の活性化推進委員会(岐阜県高山市)とタイアップしたキャンペーンを行い、これらキャンペーンにより、それぞれの対象エリアに1万人~2万人(アプリ利用者、同行者含む)が訪問・周遊している。

ランキング詳細は「ニッポン城めぐり」をチェック!

11位以降の詳しいランキングは、「ニッポン城めぐり」をチェック!お城に興味がある人は、「お城ファンが実際に訪れた日本のお城ランキングTOP300(2024年版)」を参考に、訪れるお城を選んでみては。

ニッポン城めぐり:https://cmeg.jp

※順位横の()内は2023年のランキングからの変動を表示。(―)変動なし/(↑)上昇/(↓)下降/(初)初登場/(再)2022年以前からの再ランクイン。

(佐藤ゆり)

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