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ジョン・ガリアーノが自らの言葉で振り返る、メゾン マルジェラでの特別な10年間

  • 2024.12.17

ジョン・ガリアーノメゾン マルジェラMAISON MARGIELA)を退任した。これまでに類を見ないほど世界中の注目を集めた2024年春夏アーティザナルコレクションに続くものが、彼から発表されることはもうない。クリエイティビティがピークに達した今、彼は誇り高く、ブランドの未来に希望を抱きながら、充足感を胸にこのメゾンを去る。

「私たちが自分たちに課した挑戦──そしてその結果は、マルタン(・マルジェラ)が築いたDNAの上に積み上げられたもの。それはまさに、私たちのクリエイティブな動脈を流れる血であり、可能性に満ちた青写真なのです」とガリアーノは語る。

彼はこのレーベルで過ごした10年の間に、自身のテクニックとその詳細を社内向けに記録し続けたという。「Décortiqué(殻を取る、皮をむくという意味)」や「Reclica(かつてメゾンがヴィンテージ品の複製をブランド化するために用いた『Replica』の概念を発展させたもの)」など、その例は枚挙に暇がないが、職人用語集とも呼ぶべきボリュームになっている。これらはマルジェラの基礎となる作品に根ざしたアイデアではあるが、ガリアーノの天才的な手からしか生まれなかったものだ。「この言葉たちは一生そこにあり、インスピレーションとなるものです」と彼は言う。

こうしてガリアーノが生んだコレクションの数々はファッション史に深く刻まれ、未来へと語り継がれていくに違いない。ランウェイレッドカーペット、そして『VOGUE』の誌面から、デザイナー本人が忘れられない瞬間のいくつかを振り返ってくれた。

2015年「Appropriating the Inappropriate(不適切なものを適切にする)」

US版『VOGUE』2015年3月号より。ショーのラストルックとして登場した真っ赤なブライダルルック。
US版『VOGUE』2015年3月号より。ショーのラストルックとして登場した真っ赤なブライダルルック。

「メゾン マルジェラでの初のアーティザナルコレクションは、意思を表現したものでした。マルタンと楽しくお茶をした後、彼は『このメゾンのDNAから好きなものを取って、自分自身を守り、自分のものにしなさい』と言ってくれました。(メゾンを理解するために必要な)リサーチをしなければならなかったのですが、私の目の前にはその情報源である創始者本人がいたのです。彼は時間を惜しみなく割いてくれて、思い出やレーベルの背後にある哲学を語ってくれました。なんて幸運なことでしょう。私にとっては、まさに人生を一転させる出来事でした。自分が適任なのか、自分にできるのか、そんな疑念も湧きましたが、彼の言葉に背中を押され、やってみようと思えたのです」

2015-16年秋冬コレクション「Dressing In Haste(急いで服を着る)」

「メゾンのコードを定義すると同時に、女性のためにマルジェラのアティチュードを打ち出そうとしていました。これが初めて、“キャラクター”を意識したウォーキングを見せたときです。彼女は急いで服を着ているように見えますが、これは身近で自然なジェスチャーを衣服やアクセサリーのカッティングやスタイリングに落とし込むというテクニックによって表現されています。Tシャツに袖を通し、コートを羽織り、台所用のゴム手袋をはめて夜の街へと出かける──そんな“無意識の魅力”を描いています」

2015年秋冬アーティザナルコレクション「The Bourgeois Gesture(ブルジョワのジェスチャー)」

メゾン マルジェラの「アーティザナル」ドレスコートとヒールを着用したモデルのフェイフェイ・スン。
メゾン マルジェラの「アーティザナル」ドレスコートとヒールを着用したモデルのフェイフェイ・スン。

「ブルジョワのカッティングとは、ミッドセンチュリーのブルジョワファッションのメンタリティや着こなしへのアプローチに通ずる、ノンシャランな動きや仕草をカッティングやスタイリングに取り入れたものです」

2016年春夏アーティザナルコレクション

メゾン マルジェラ 2016年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2016年春夏アーティザナルコレクションより。

「これは進行中の作品。作品の過程で起こる魔法のような未完成の瞬間がテーマです。確か『ripped to reveal(破って見せる)』と呼んでいたと思います。外側のレイヤーを破って、そこから変形していくドレスを見せるようなイメージです」

2016-17年秋冬コレクション

メゾン マルジェラ 2016-17年秋冬コレクションより。
メゾン マルジェラ 2016-17年秋冬コレクションより。

「これは『マダム・ル・ピジョン』に小さな物語を織り込んだもの。(ストーリー設定として)彼女は恋人と公園のベンチに座っている。二人は100年近く一緒にいると思うのですが、彼女は壊れたコンパクトを覗き込んで思い出を語り、断片的な愛の物語を通して自分の人生を見つめている。ベンチは(ロンドンの)ハイドパークにあるものに似ていて、彼女が歩こうと立ち上がると、コートの背中に大きな白い線があることに恋人が気づく。なぜなら、彼女はペンキを塗ったばかりのベンチに座っていたから。これもまた、“無意識の魅力”の一例です」

2016-17年秋冬アーティザナルコレクション

メゾン マルジェラ 2016-17年秋冬アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2016-17年秋冬アーティザナルコレクションより。

「これはマルジェラで私が初めてコラボレーションをしたとき。アーティストのベンジャミン・シャインはちょっとした微調整やプリーツ加工、タック加工を経て、あの煙草の煙のような妖しい表情を作り出しました。彼はほとんど何も縫わずに、すべてアイロンで固定したのです。そこから私たちは、ドレスコートの上にすべてのディテールを描かなければなりませんでした。それを実現するためには、魔法使いのようにならなければならない。本当の意味でのオートクチュールピースで、すべては信頼関係の上に成り立っています」

2017-18年秋冬アーティザナルコレクション

メゾン マルジェラ2017-18年秋冬アーティザナルコレクションより。
Photo: Kim Weston Arnold / Indigital.tvメゾン マルジェラ2017-18年秋冬アーティザナルコレクションより。

「この小さなフェアアイルニットは、おじいちゃんから次の代へ、また次の代へと受け継がれたかのよう。受け継いだ人はそれぞれ、思い思いにカスタマイズしたことでしょう」

2017年メットガラ「Rei Kawakubo/Comme des Garcons Art of the In Between(川久保玲/コム デ ギャルソン/間の技)」

2017年のメットガラでのケイティ・ペリー。
"Rei Kawakubo/Comme des Garcons: Art Of The In-Between" Costume Institute Gala - Arrivals2017年のメットガラでのケイティ・ペリー。

「メンズコートを切り裂き、アンダードレスのチュールが飛び出て見えるようデザインしました。ケイティはアルバムのリリースを控えていたので、私たちは彼女のベールにそのアルバム名『Witness』を刺繍しています。たくさんの刺繍を施していますが、3つのレイヤーが合わさって初めてその名が見えるようになっているんです。まるでiPhoneのフィルターを使って作業しているような感じでしたね」

2018年春夏コレクション「Dressing In Haste(急いで服を着る)」

メゾン マルジェラ 2018年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2018年春夏コレクションより。

「Dressing In Haste(急いで服を着る)」は、暗闇で服を着るときや朝早く出かけるとき、犬を散歩に連れ出すときなど、(おしゃれを)意識していないときに思いつく素晴らしいルックをもとにしたコンセプトです。その辺に転がっているものを何でも手に取り、重ね着をしたら家を出る。悲惨なものもあれば、インスピレーションとなるものもあります」

2018年春夏アーティザナルコレクション「Prints With a Purpose(目的のあるプリント)」

メゾン マルジェラ 2018年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2018年春夏アーティザナルコレクションより。

「メンズコートの上に着るプラスチック製のレインコートの輝きをプリントで再現しようと試みました。ほかの作品は、特殊な光の下を歩くとさまざまな色が浮かび上がるよう反射素材を用い、最初に登場したときと全く異なる印象を演出しました。スニーカーはリーボックとのコラボレーションです」

2018-19年秋冬アーティザナルコレクション「Nomadic Cutting(ノマディック・カッティング)」

メゾン マルジェラ 2018-19年秋冬アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2018-19年秋冬アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2018-19年秋冬アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2018-19年秋冬アーティザナルコレクションより。

「ノマディック・カッティングとは、衣服が身体の周りを動けるようにしたカッティング方法のこと。ウエストバンド付きのスカートでも、そのなかにジャケットをイメージしたカットが施されているのです。ピージャケットをカットしてコートにしたり、小さなビスチェドレスをカットしてケープにしたりしています」

2019年春夏コレクション「Genderless(ジェンダーレス)」

メゾン マルジェラ 2019年春夏コレクションより。
Photo: Kim Weston Arnold / Indigital.tvメゾン マルジェラ 2019年春夏コレクションより。

「私が男女両方に服を着せるようになっていった頃のルックです。フィッティングには、私のミューズであるトーマス(・リゲル)とバレンタイン(・シャラス)を呼びました。トーマスにフィッティングした後、同じルックをバレンタインに着せて、二人にその一着がぴったりだと感じたら、コレクションに加えていきました」

2019年春夏アーティザナルコレクション「The Memory Of(メモリー・オブ)」

メゾン マルジェラ 2019年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2019年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2019年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2019年春夏アーティザナルコレクションより。

「このコレクションはとても抽象的なカモフラージュのよう。これはマルタンがウォッシュ加工を施したデニムのポケットを破いたことにインスパイアされたものです。彼はポケットを破り、元の生地の状態と色を見せていました。私たちはそれをもとにアイデアを広げ、さらに進化させたのです」

2020年春夏アーティザナルコレクション、2020年春夏「Fabric Sequins(ファブリック・シークインズ)」

メゾン マルジェラ 2020年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2020年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2020年春夏アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ 2020年春夏アーティザナルコレクションより。

「この穴をさまざまなリズムで切り取るというアイデアは、今でも使っています。穴をいくつ開けるかによって、トレンチのようなものをストリングベストのようなノンシャランなものにすることができる。それからバイアスカットにしたり、スパンコールを完全に切り離さずにデグラデにしたりもしました」

2020-21年秋冬「Recicla(レチクラ)」

メゾン マルジェラ 2020-21年秋冬コレクションより。
メゾン マルジェラ 2020-21年秋冬コレクションより。

「レチクラとは、アップサイクルリサイクルのことで、私たちが作った言葉です。レプリカはマルタンの言葉ですが、レチクラではチャリティショップで見つけたものをカットしてミックスしたりしました。そこで私たちは出来上がったルックを複製したのですが、オリジナルとの違いを見分けることはできません。世界中に売ることができましたし、ビジネス面でもインスピレーションを与えてくれました。また、私たちは実際にそれを製造するための解決策も見つけました。ご覧のようにすべてにラベルが取り付けられていて、出所や見つけた年などが記されています」

2021年春夏コレクション

メゾン マルジェラ 2021年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2021年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2021年春夏コレクションより。
メゾン マルジェラ 2021年春夏コレクションより。

「これはタンゴと、昔行ったアルゼンチン旅行がインスピレーション源です。本場のタンゴを体験したかったのですが、どこへ行っても観光客向けのパフォーマンスばかりで。結局、私はスケッチブックとカメラを持って、3、4人のチームメンバーとともに荒廃した家に向かいました。でも、私の考えが甘かったんですね。すべて盗まれてしまいました。階段を上っていったのですが、その一段一段は今にも崩れそうでした。最上階に着くと屋根が崩れ落ちたところから月の光が差し込み、野良猫たちが走り回っていました。驚いたことに、そこにはシルバーグレーの髪をした90歳くらいの紳士と、ヒップホップ系の孫娘がいたんです。そこで私たちはついに本物のタンゴを目の当たりにすることができました。ある意味、写真を撮れなかったことが功を奏したのだと今でも思っています。あの光景、そして記憶は鮮烈でしたから」

アイビー・ゲッティのウエディングドレス

ウエディングドレス姿のアイビー・ゲッティ。
ウエディングドレス姿のアイビー・ゲッティ。

アイビー・ゲッティとそのブライズメイドたちのルックを手がけること──それは非常に壮大な瞬間でした。ドレスはすべて割れた鏡でできていて、ステンドグラスのように少しずつ組み立て直しています。実際にステンドグラスの破片を組み合わせる仕事をしている人と一緒にデザインしました。作業にはかなり長い時間を要しましたが、アイビーが入ってきたとき、彼女は光を反射するようにとても輝いていたのを覚えています。小さな王冠も作ったのですが、これもまた割れたコカ・コーラの瓶のようでした。とても攻撃的で鋭く見えますが、そうではないのです。本当に楽しく、素晴らしい時間でした」

2021-22年秋冬アーティザナルコレクション 「Anonymity of a Lining(ライニングの匿名性)」

US版『VOGUE』2022年4月号より。
US版『VOGUE』2022年4月号より。

「裏地はいつも隠されているけど、そこには美しいものがある。それは私たちを脱構築へと駆り立てるものの一部。マルタンも私も、80年代の誰もが脱構築をしていた理由のひとつは、構築する方法、服を作る方法を学ぶためだったと思います。それが私たちの原動力でしたし、そこで私は美しさを発見したのだと思います。だからみんなにそれを知ってもらいたいし、見てもらいたいという気持ちがありました。職人たちの仕事、ステッチ、印、そしてそれらを生み出す方法といった、私たちがとても大切にしているものを発見すること。それが脱構築のムーブメントを生んだのだと思います」

2022-23年秋冬アーティザナルコレクション「Cinema Inferno(シネマ・インフェルノ)」

メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。
メゾン マルジェラ、2022-23年秋アーティザナルコレクションより。

「これはちょうどパンデミックから抜け出した頃のショーですね。人々は再びフィジカルになりたがっているような気がしていたけれど、私はフィルムやデジタル、ライブ配信を通して学んだことを捨てたくはなかった。ショーでありながら、フィルムワークと演劇を絡めるという初めての試みで、とにかく野心的なものでした。モデルには台本があり、セリフをリップシンクしたり、出入りや音楽の演出を考える必要がありました。また、非常に親密で挑戦的なシーンでは、カメラに向かって演技をすることも。それを(リアルタイムで)編集し、同時に配信しました。すごく楽しいやり方でしたし、舞台裏を見せるという点で、とてもマルジェラらしいと思いました」

2023-24年秋冬コレクション

メゾン マルジェラ 2023-24年秋冬コレクションより。
メゾン マルジェラ 2023-24年秋冬コレクションより。
メゾン マルジェラ 2023-24年秋冬コレクションより。
メゾン マルジェラ 2023-24年秋冬コレクションより。

「毎回、どのコレクションにもカウントとヘンがいます。私にとって、このカウントとヘンはマルジェラ夫妻を体現するもの。彼らのキャラクターは、いつも何らかの形でコレクションに登場しています。子どももいるのですが、その子どもが誰なのかはまだわかりません」

2024年春夏アーティザナルコレクション

レオン・デイム、コレット・カンザ、エメリン・オアロー、ルル・テニー、イーラン・フウ、オルガ・シェレールといったモデルが、高級娼婦が闊歩したかつてのパリの街を再現。『VOGUE JAPAN』6月号より。
レオン・デイム、コレット・カンザ、エメリン・オアロー、ルル・テニー、イーラン・フウ、オルガ・シェレールといったモデルが、高級娼婦が闊歩したかつてのパリの街を再現。『VOGUE JAPAN』6月号より。
モデルで俳優のグウェンドリン・クリスティー。『VOGUE JAPAN』6月号より。
モデルで俳優のグウェンドリン・クリスティー。『VOGUE JAPAN』6月号より。

「私たちの動脈を流れる血、DNA、それは真実であり、そのすべてがここに現れています。私の人生で、これほどドキュメント化されたショーを見たことがありません。どう表現していいか、私にもわからない。インターネットを瞬く間に席巻したと聞きました。最近は、そういったことを計測できるようになったそうですね。ショーが終わってから3日、4日目にもその勢いは止まらず、数週間、数カ月が経ってもまだ話題になっていました。パット(・マクグラス)によるルックが若者たちを惹きつけ、彼らがそれを自分たちで再現しようとしたことも。トレンチコートの前後ろを反対にして纏い、誇りを持ち、そしてレオン(・デイム)のように歩くことができるとインスピレーションを与えました。あれは本当に……本当に感動的なものでした。私たちはこういう瞬間のためにデザインをしているのです」

2024年 メットガラでのキム・カーダシアン&ゼンデイヤ

The 2024 Met Gala Celebrating "Sleeping Beauties: Reawakening Fashion" - Arrivals

キム(・カーダシアン)のドレスはコレクションと同時に制作しました。レースのように見えるかもしれませんが、実は装飾模様をプレスしたメタルピースがあしらわれています。そのひとつひとつがシルバーに浸されていて、ハイジュエリーのカボションのように取り付けられています。キムは本当に我慢強く、作業中は何時間でも立っていられる。真の完璧主義者ですね。彼女はルックをさらなる次元に引き上げてくれますし、関係するパートナーシップをすごく尊重してくれます」

ゼンデイヤはというと、私がマルジェラのカスタムピースをフィッティングした後、ジバンシィGIVENCHY)のクチュールドレス(1996年頃にガリアーノがデザインしたもの)に着替えて、私たちが作業していたボールルームに入ってきたのです。とにかく驚きました。咄嗟に『どこで手に入れたの?』と尋ねたところ、彼女はその一着を買ったそうです。メットガラのオープニングとクローシング、その両方を、マルジェラとジバンシィというそれぞれのメゾンに敬意を表しながら、私のデザインを纏って飾ってみせたのです。これには圧倒されました。彼女がレッドカーペットに立ったときのシルエット、そして感性──素晴らしい瞬間でした」

Text: Nicole Phelps Adaptation: Motoko Fujita

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